降谷零の上司 2【名探偵コナン】 (ページ12)

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『遅くなりました』

「A！大丈夫よ、遅れてないわ」

『よかった』

会議室に着けばジョディさんがAさんを出迎える。

AさんがFBIにも書類を配り、会議を始める。

「＿＿＿＿ここ1ヶ月で4人も？」

『そうなんです』

「.......シロのやつだけ完璧に残そう、ということか。」

シロ、つまり俺たち警察の立場からすればクロ。
組織に忠実な、協力的な者だけにしようという魂胆だろう。

『だから、今下手に動けば組織壊滅の道は閉ざされます』

「ああ。作戦はまだ先になりそうだな。」

『うん。』

静まり返る会議室。

「最近組織は何を？」

『あー.......、明日どこかの組織のトップを嵌める。』

「そうなんですか？」

『うん』

初耳だ。さっきの電話のことだろうか。

「なんの組織なんだ？」

『わからない組織の名前も言われてないけど、私たちの組織と同じようなことをしてる組織だと思う。』

「裏の社会でトップに躍りでようって事ね.......」

「邪魔なものは排除、か。」

はあ、と会議室全員のため息がハモる。
頭が痛くなりそうだ。

.

「は？？？」

『ねえ私一応上司なんだけど！？』

まあそのどっかの組織のトップを嵌める夜がやってきたのだが、ジンからミスティと組めと言われて迎えに来たのだが、脚丸出しのスカートに胸元が大きく開いたドレスを着ている上司がいるではないか。

「ハニトラなんて聞いてないんですが！」

『いやだって言ってないし』

どこを見たらいいのか分からないし、本当に頭が痛くなってきた。