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Aside
書類の量も少しずつ減り、休憩をしていた。
降谷は昼ごはんを買いに、外へ出ていた。
肩を叩いて遠くをぼんやり見ている風見の隣の席、降谷の椅子に腰掛けた。
『おつかれ』
「お疲れ様です」
少し驚いたように眼鏡を掛け直す風見。
そんなに焦らなくても。
『終わりそう？』
「今日は徹夜でしょうね」
『それは困った』
「誰かさんと誰かさんがすぐ物を壊すので」
『あはは』
誰かさんと誰かさん、降谷と私のことだ。うん。
破損の始末書はいつもこんな感じで風見がやってくれる。ありがたい。
『風見、聞きたいことがあるんだよね』
「はい？」
『好きな人ってどんな人？』
「は、？」
おい、上司に対しては？とはなんだ、は？とは
「どんな人.......というのは？」
『なんかこう.......タイプ、とかじゃなくてなんて言うのかな』
「.......あぁ.......死ぬ、って思った時に1番に思いつく人なんじゃないですか？」
『1番に思いつく人かぁ.......』
うーん、職業柄死ぬかも、と思ったことは多々あるが、思いついた人なんていないなぁ、強いて言うない、あの女優さんに会ってみたかったなーとか？
『風見はそんな人いるの？』
「え、？い、いませんよ！！！」
『えぇー？ほんとに？？』
「本当です！！！」
必死に否定する風見。
寧ろ怪しいぞ、公安だろ
「Aさん？」
『あぁ、降谷！じゃ、風見ありがと！』
「あ、はい」
降谷が来たので降谷に椅子を返す。
よし残りも終わらせよう。
.
「何を話してたんだ？」
「好きな人がどうとかって.......」
「(好きな人.......？？)そうか」
「(降谷さん、いつにも増して顔怖いな.......)」
.
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明里香(プロフ) - 47話に誤字がありました。「そうんなことない」ではなく、「そんなことない」です。 (2019年4月21日 0時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
咲羅 - コメント失礼します。中々降谷さんの上司設定は見ないので作ってくださりありがとうございます！とても面白いです、更新頑張ってください。コメント残してすみませんでした…… (2019年3月31日 0時) (レス) id: 2922ef075c (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - 初めまして、続き頑張って下さい。初コメ (2019年3月30日 22時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コハル | 作成日時：2019年3月29日 22時
