降谷零の上司【名探偵コナン】

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Aside


珈琲がハムサンドよりも早く運ばれてきて、珈琲を啜りながら沖矢さんの顔をちらり、と見る。


否、恐らく赤井秀一と思われる人物の顔をちらりと見る。


意気投合して何度か沖矢さんの家というか工藤邸に遊びに行って、一緒に料理をしたり本を読んだりしても、赤井秀一という確証などなにも無かった。



だが、開眼したときのあの緑色の瞳。


スナイプのコツをライが教えてくれたときに何度も見た瞳。

好きだったあの瞳。

見間違えるはずがなかった。


あの時の私は彼のことが好きだった。



彼がNOCで赤井秀一だとバレて消された、と聞いた時は涙が止まらなかった。

泣いて、泣いて、どれだけ泣いたかも分からないほど。



そんな時、降谷から聞いた。
彼は恐らく生きている、と。


もう一度、会えればそれで良かった。


たとえ、姿が違っても。





「.......ミスティ。いや市川A」

『っ、ライ。赤井.......秀一。生きていると思ったわ。』

「Aに変装がバレているなんて思わなかったな。」




当たり前でしょ、貴方をずっと見てきたんだから。




あ、まずい降谷がもうすぐこちらへ来る頃だろう。


『.......ピアス、ありがとうございます！とっても可愛いですね！』

「.......いえ、気に入って頂けたようなので良かったです」


なんとなく、察してくれた赤井。
公安なら気配くらいわかるよ、降谷。

降谷の読み通り赤井秀一は生きてる。



当たり障りのない会話をして、降谷は奥へ戻っていく。





「ところでピアスのプレゼントの意味を知っているか？」

『、え？貴方が折ったからでしょ？』

「折ったのは意図的だとしたら？」


こちらを微笑みながら見つめてくる。


貴方は私を期待させる。狡い男。





ピアスのプレゼントの意味




＿＿＿＿離れていても自分の存在を感じてもらいたい









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捏造創作含みます〜！！
自己満で本当にごめんなさい。
時系列ばらばらになりがちですね( i꒳i )

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