降谷零の上司【名探偵コナン】

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頑張った、いや、普段の量よりは少なかったためまだ終わっていない奴の分も処理して警察庁を出た。


飲酒するのなら、と車で来ていた人達は警察庁の駐車場に車を置いて翌日取りに来ることにした。

飲酒運転ダメ。絶対。




徒歩でやってきたのは行きつけで、宴会場のような所のある居酒屋。








『市川、ようこそ〜！！かんぱーい！』

「「「乾杯！！」」」





Aさんの横を無事ゲットして、歓迎会は始まった。
目の前には風見、Aさんの目の前には市川が座った。


上座やら下座やらと日本にはいろいろあるが、Aさんは『今日は関係なし！』の一言でそれはそれは大騒ぎ。



部下は歓迎会、と言うより飲みたいだけの様だ。



『市川はなんで警察になろうと思ったの？』

「父が警察官で、！」

『え、そーなの？？お父さんも息子が警察官になって鼻が高いねぇ』


相変わらず、ニコニコ笑うAさんはお酒は飲んではいるがそこまで酔った様子では無かった。



「Aさんは何故警察官に？」

『昔警察官に助けてもらったからかな〜？』

「そうなんですね！じゃあAさんはその警察官の方のように沢山の人を助けてますね、！」

『、！』



市川めっちゃいいこと言ってるぞ。
物凄く頬が真っ赤だが。




『市川〜！！めっちゃいい子〜！！もっと飲んでいいよ〜！！！』

「ちょ、Aさん！？市川もう酔ってますよ？？」









そんなこんなで終電のある者は乗り、徒歩で自宅へ帰る者もいて、残ったのは市川、風見、Aさん、俺だけになった。




「おーい、風見タクシー来たぞ」

『市川ー、タクシー乗ってー』

「「.......はい」」


市川も酔うと眠くなるようである。風見と同じようなやつが増えたな.......



ふぅ、と一息ついてAさんと目が合う。







『私達も帰ろっか。』


「はい。」

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