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No.168 ページ18

濱田side

遅くなったお昼を食べ終わってそろそろ帰るんかなとか思ってたけど


「行きたいところあるから着いてきて〜」


…明日仕事やんな?笑


まぁ…ええか


どこに行くんか知らんけどAはタクシーに目的の場所を説明してる


そしたらおっちゃんが



運「新婚旅行でもしてるのかい??旦那さんもええとこ予約したなぁ?笑笑」



ん??


新婚旅行??


ええとこ予約した??


わからんすぎてアハハって返したけど…


おもろいおっちゃんと話してたらあっという間に



運「はい着いたよ!楽しんでおいで」


西「ありがとうございます^^」



って…えぇぇ!!


めっちゃ良さそうな旅館やけど???



濱「…A??どういうこと?…笑」


西「じゃじゃーん!!サプラ〜イズ!
ほんとはな、明日もお仕事ないねん笑笑」


濱「…ここに泊まるってこと?」


西「当たり前やん笑笑ここまで来て『ごめんお金ないから安いとこ探そ』とか言うわけないやん笑」


濱「え、ここ何万かかるん?」


西「濱ちゃん!お金のことは気にせんでええって朝言うたやろ??笑」


濱「いやいや、これは話がちゃうって!!」


西「ええの!!私が濱ちゃん連れてきたかっただけやから^^」



いやいやいや、、、太っ腹すぎるわ!!!


別に誕生日でもないねんで??




西「ほら、早く行こ!!」



当の本人はめちゃめちゃテンション上がってるし


旅館の中に入ったらそれはそれは素敵な場所で、、、


案内してもらった部屋もめっちゃええところでさ、景色も綺麗やし、部屋に露天風呂ついてんねんで???


…急にどしたんやろ、こんなとこ連れてきて。


俺Aの誕生日何返せばええの?笑



西「ご飯食べてまだお腹いっぱいやからゆっくりしよ〜」


って言いながら床に寝転んでるAに聞いてみる



濱「なーなー、連れてきてくれてめっちゃ嬉しんやけどさ、なんでこんな急に?誕生日でもないのに」



西「うーん…
濱ちゃん最近本気で笑えてない気したから…かなぁ」



…凄いなA。


ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ最近仕事が辛かってんな…



西「濱ちゃんアホやなぁ〜笑この私に隠し事なんて100年早いぞ!笑何年隣におる思うてんねん」


濱「そやな、ありがとう笑」


西「うん。今日は本物の笑顔いっぱい見れたからおっけ〜!笑」


そんなAの優しさが身に染みたそんな休日。


2日目はゆったり仕事の話したよ


さすがに仕事のことは言えへんからここでバイバイやな


ブログにもあげるから待っててな

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作者名:はるはる | 作成日時:2023年8月26日 9時

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