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Prolog ページ2
仕事が第一の、私には目もくれない父親。
自分の地位と名誉にしか興味のない、私には無関心の母親。
いつも作り笑いを顔に貼り付けて、猫撫で声で私に話しかける使用人たち。
友達は、いない。兄弟も、いない。
私にあるのは、大きな豪邸。高価なドレスと着物。豪華なご馳走。綺麗な容姿。
他の子達が羨むようなものを、たくさん持っている。
でも、本当は私は何も持っていない。みんなが当たり前に貰う愛情も、両親からの笑顔も、何も。
誰もが当たり前に貰うものを、私は貰ったことがない。
満たされない。
足りない。
ほしい。
誰か、私の心を満たして。
_____________愛を、ください。
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作者名:水月 藍 | 作成日時:2021年1月30日 15時