【文スト】 名探偵ノ恋事情 【江戸川乱歩】

恋事情 15 ページ19

まぁ、ちょっと？ いや、結構色々とあり、

私達は探偵社に戻って来た。

『戻りました。』

「おや、Aに乱歩さん、遅かったじゃないかィ」

『いや、まぁ、ちょっと、色々ありまして……』

咄嗟に誤魔化そうとするが、与謝野さんにはばれている気しかしない。


「へー、色々と、ねェ

その色々を聞きたいところだけれど………」

やばい、やばい、ばれる…なんとかして別の話にしないと…

『そう言えば、与謝野さん、私に何かあったんですか、』

「ああ、そうだった本題を忘れるところだったよ、二人とも今から暇かィ」

「僕は、暇だけど、」

『私も、大丈夫です。』

「じゃあ、今からいこうかねェ」

そう言われ多少疑問を抱えながらも与謝野さんについて行った







『今夜で決まり。って………これですか？』

今私は、乱歩さんと与謝野さんの三人でとある飲み屋に来ている。

「言ったろ、今夜はお祝いだって、

それとも、あれかィ？ もっと人を呼んだ方が良かったかィ」

『イイエ、大丈夫デス。』


「ねぇ、僕お腹空いたんだけど、」

「じゃあ、こうして立ち話もなんだし、中に入るかねェ」

こうして楽しい楽しい？宴会が始まった。

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