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｢居た居た｣
公園にて、俺は未の戦士の懐を漁る寝住を見つけた。
彼はやはり手に時限爆弾を持ち、そろそろ行動しようとしているようだ。
寝｢...なぁ、A｣
寝住はくるりとこちらを向くと、表情は一切変えずにこちらへ歩いてくる。
どうしたんだろうか、あえて返事をせずに立ったまま寝住を見据えた。
寝｢Aの願いがはなんだ？想像もつかない、どう聞いてもAは教えてくれない｣
まぁ無理なんだろうけど、そんな顔で爆弾をぽんぽんと手中で弄ぶ。
｢なんやと思う？｣
寝｢...知らね｣
｢言うと叶わなくなるって言うやん？"割とどうでも良い願い"なら、99個くらいあるけど｣
寝｢俺が知りたいのは、あんたの"どうしても叶えたい経った1つの願い"だ｣
寝住がこんなに喋るところははじめて見た気がする。
面白い奴や、これだから人間観察はやめられへんねん。
｢...また今度、な｣
そう言って俺は寝住がこれから向かうであろう場所へ急いだ。
先回りをするのは得意だ。誰かの匂いを辿るのだって猫の本業。
＿＿＿終わる、十二大戦は。
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桜(。・ω・。)華(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2018年1月19日 1時) (
レス) id: e20fc75ab8 (このIDを非表示/違反報告)
銅のエンゼル(プロフ) - 主人公が格好可愛いです！とっても面白いです！更新頑張ってください( *・ω・)ノ (2018年1月11日 7時) (レス) id: 2f87dbe3f7 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀糖(プロフ) - みこみこスパークさん» ありがとうございます！そう言ってもらえると励みになります (2018年1月5日 19時) (レス) id: da50392b08 (このIDを非表示/違反報告)
みこみこスパーク - 好きです!! (2018年1月4日 20時) (レス) id: 11d94ade4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀糖 | 作成日時：2017年12月31日 17時
