幽霊族の君4

妖怪の告白 ページ17

僕はAの部屋の扉を軽くノックした。

A「は、はーい！今でます！」

Aが扉をガチャリと開ける。

A「あ...鬼太郎、どうしたの？」

う...いざ目の前にしてみると凄く緊張してきた。

鬼太郎「だ、大事な話が...あるんだ」

鬼太郎は部屋の中に入れてもらい、ちょこんと座った。


A「鬼太郎、大事な話って？」

言うのは..今しか無い..!!!

鬼太郎「あ..いや少し待ってね」

つい話を濁してしまった..

鬼太郎「(僕のいくじなし.....)」

次こそは..言ってみせる..!!いつまでもウダウダしていたらキリがない。

鬼太郎「A..ずっと言いたかった事があるんだ」

Aは僕の方をじっと見ている。きっと真剣に話を聞いてくれるんだろうな

鬼太郎「.....僕はずっと...」

ここから先の「好き」と言う言葉を言った後、僕の運命は大きく変わる。

A「...........？」


鬼太郎「僕はずっと..君の事が好きだったんだ。僕と...付き合って欲しい..!!」

A「..!？」

言ってしまった。この返答しだいで..僕は..

A「(これは..告白!？鬼太郎と付き合う..)」

正直、鬼太郎と付き合うなんて考えたことが無かった..けれど、いつも私を守ってくれる背中を見てきて.

自然と私も、鬼太郎の事が好きになっていた気がする...だから...私の答は..

A「私で良いなら..よろしくね、鬼太郎」


Aの返答を聞いて鬼太郎は..

告白..成功しのか？成功...成功...

鬼太郎「ありがとう..A...!!」


こうして、僕は今、世界一の幸せを手に入れた。

僕たちの物語の終わり→←あれから数日..

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