【荒川アンダーザブリッジ】恋ってなんだ…？ (ページ14)

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星ページ14

俺は星。

この河川敷に舞い降りたラッキースターだ(自称)。

そしてニノというビューティフルな彼女のためのスターでもある(本人談です)。

しかし、最近リクルートとか言うクソ野郎が、ニノの恋人とか言って現れやがった！

今朝も二人がいるところを見た。

全くアイツの顔を思い出しただけで殴りたくなる。

まぁ、アイツがニノとデートも出来ない甲斐性なしのチキンってことはよくわかったけど～♪

しかし、そんなクソ野郎以外にももう一人やって来たやつがいる。

貴「はぁー、暇だなー…」

Aという女子だ。

俺はニノにしか興味が無いが、Aは中々の美少女だ…と思う。

川を眺めながらボーッとしているA。

何となくミステリアスなところがニノに似ているからか、少し気になる…。

貴「あっ、星。」

視線に気がついたのか、俺を呼ぶA。

ﾄﾞｸﾝ―――

ん？
いや何ときめいてるんだ、俺！

俺には、ニノがいるじゃないか！！

星「う…うわぁぁぁあぁぁああ！！」

走り去る星。

貴「何だ、あいつ？ニノが呼んでたって言おうとしたのに…まぁいっか。」