##３ ページ6
一方通行said
ｶﾂﾝ…ｶﾂﾝ…
夕方になり、日も落ちかけてきた
「…はァ。」
さすがにこの時間帯はくれェなァ…
あの後家を出でコンビニまで杖を使って歩いていた
ふと、自分が使っている杖に視線を向ける
本来ならバッテリーを能力使用モードにしても充電はなくならないので
ずっと使用モードにしていてもいいのだが、
それはAの力のおかげであってなんとなくその力に
頼りたくなかった。
…？なんでだ？
「…なンだァ？」
最近自分の体に違和感を覚える。
なんともいえないこの感情。たとえようもないものだ。
「チョーカーの調子でもわりィのか…？」
そう考えるしかなかった。
経験したことのないこの感情。自分でも分からない
「…チッ」
舌打ちをしながらコンビニへと足を運ぶ
カゴを何とか持って、大量に缶コーヒーを買いあさり、打ち止めとAの分の
アイスをかごに入れようとアイスコーナーへと移動する。
打ち止めのアイスを手に取りかごに入れる
そのあとAがいっていた雪見大福をかごに入れようと手に取る
「…?」
まただ。雪見大福を取った瞬間、アイツの顔が頭に浮かんだ
「…チッ。」
またなんともいえないような感情に襲われる。
ガゴンｯ
その感情をなくすかのように荒々しく雪見大福をかごの中に投げ入れ
そのままレジへと足を運んだ
ｶﾞﾁｬ
「…あ、おかえりなさい^^」
帰ると、一番に目にしたのがAだった
どうやらお風呂上りのようだ
…ﾄﾞｷ
「…?」
「遅かったね〜」
「…まァな」
なんとなく、Aの顔がみれなかった
自分から目線をはずし、簡潔に返事をしたままリビングへ向かった。
「……なンでアイツの顔が頭からはなれねェんだ…?」
ボソリと呟いたその言葉はすぐに消えて言った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 118人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuumin - 物凄く面白かったです！全然駄作じゃ無いですよ！ (2022年8月10日 10時) (
レス) @page17 id: 79387fae85 (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - スッごく面白いです！続き待ってます！こんなに続いてすごいですね… (2020年8月6日 14時) (レス) id: af6a216dc9 (このIDを非表示/違反報告)
一匹狼 - 一方通行ヤバい///早く続きかいて〜！あたしも小説書いてるんだ！！赤羽業で作者四つ葉のクローバーで見てね！！ (2017年4月19日 2時) (レス) id: 0ae5f44b77 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸躑躅 - 面白くてついつい時間を忘れて読んでしまいます!!頑張ってください!応援してます! (2017年3月26日 0時) (レス) id: dd90ba5f01 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 面白いです！すっごく面白いです！私もカルマくん好きですよ！アニメで一方通行と同じ声優さんなんですよねぇ。更新頑張って下さい！！このままじゃ続きが気になりすぎます！お願いします！ (2017年3月4日 16時) (レス) id: 438c3a64fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽんず | 作成日時：2015年4月29日 13時
