歌姫のヒーロー【爆豪勝己】 (ページ7)

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入試出会いページ7

ー今日は待ちに待った雄英高校の入試！

「俺の前を歩くんじゃねークソデク」

と気の弱そうな緑の天然君に話しかけてる勝己を発見した

『勝己ーー！！！』

腕がもげそうなくらい手を振って向かってくるAを見て少し悪そうな顔で笑う勝己

だかそれも一瞬で見間違ったかな？と思った

「おめーも受けに来たんかよ、歌姫様」

ハンっと何故かドヤ顔で言う勝己

『もー！素直にオリコンNO1おめでとうって言えないかなー？？』

「誰が言うか」

『あっ新曲聴いてくれてたのー？？』

と勝己のイヤホンを1つ奪って聴く

「きっ聴いてねーよ勝手に流れて来たんだクソが」

と顔を赤くしてズカズカ進む勝己

(ほんと素直じゃないなぁ可愛いっ)

「あっあっあのっ！DIVAさん？？？
ぼっ僕緑谷出久と言います！ファンです！！」

と横から先程の気の弱そうな子が話しかけて来た

『あっほんとに？？嬉しい！ありがとう！』

そう言ってブンブン握手をした

「ふぁっあっこっこちらこそ////」

顔を真っ赤にして目がぐるぐるになった男の子はフラッとよろけて転ぼうとした瞬間

「危なかったねー！入試前に転ぶなんて縁起悪い事にならなくて良かったよー！」

とゆるふわの可愛い子が出久君を助けた

「じゃっ！入試がんばろうねええええええええ？？DIVA？？？？？」

目が飛び出でるようなくらいビックリした彼女が今度は転びそうになった所を私が助けた

「あっありがとうーー！
ワタシ麗日お茶子って言うの！」

『よろしくね、麗日さん。
私はAって言うの、よろしくね！』

「(まっまさかの本名聞けたー！もう入試なんてどうでもいい！いやよくないい！！)」

興奮気味で目をキラキラさせてくる麗日さんはとても可愛らしかった

出久はと言うと
(今日だけで女子2人と話せたー！)と舞い上がっていた

私も進もうとすると勝己が待っていてくれていた

『えっ勝己待っててくれたの？？』

私は少しテンションが上がる

「待ってねーよイヤホン返せ！」

と言いながらも勝己は私の手を引いてくれた

(そっそう言う所だよー！！////)

私はまたまたテンションが上がったのであった