歌姫のヒーロー【爆豪勝己】 (ページ4)

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思い出その後ページ4

ー今年も夏休み恒例、爆豪家と音守家のBBQが始まった

あの事件からずっと夏休みはこうして爆豪家にお泊まりしながらBBQをするのだ。

『もうちょっとで中学生だねー！』

「なに当たり前な事言ってんだ泣き虫女」

『最後の運動会とか感極まって泣いちゃったよー！』

「フンッお前らしいな！」

あれから勝己は私の事をずーっと泣き虫女呼ばわりする

そして聞きたかった事を私は聞いた

『そういえば勝己の将来の夢はなんなのー？』

「ヒーローに決まってんだろ！」

と速攻で答える

｢お前の夢はなんだよ｣

まさか私の夢を聞かれるとは思ってなくてビックリする

「決まってねーのかよだせーな！」

『決まってるよ！！私の夢は歌って戦えるヒーロー！』

「なんだそりゃ」

馬鹿じゃねーの？って顔で見てくる

『あとね、、もう1つ！』

「クソ欲張りじゃねーかよ」

呆れつつ私の夢を聞いてくれる勝己

『勝己のお嫁さんになる！』

「はあぁぁぁ？？？？？」

顔を真っ赤にしながら口をパクパクさせてる勝己
こう言ったら悪いが可愛い

『勝己に助けて貰った時に決めたんだ！
私も勝己の助けになるって！』

「なんでそこで嫁なんだよ意味わかんねぇ！！！」

『なるもんはなるもん！！！』

ーーーそんな私達を見て青春ねーっとお酒を飲みながら鑑賞する母達であった。