第4話 ページ4
私は真波君はおろか、東堂さんや新開さん、荒北さんの誰一人夢には出てきたことすらないのに・・・。まぁ、妄想は別として←
真波「とりあえず、箱学の自転車部の部室に案内するよ。
ほら、一緒に行こ？Aお姫様(ニコッ)」
「う・・・うん///」
真波君が握れと言わんばかりに手を差し出してきたから、私も思わず手を握り返してしまった。
その爽やかな笑顔、やっぱり反則です。
それと会った時から私のことを「お姫様」ってさらっと呼べる真波君・・・やはり王子様。
「あの、ま・・・真波君」
真波「・・・？どうしたの、Aお姫様」
「私のこと、なんでお姫様って呼ぶの？？」
真波「そんなの決まってるよ。君がお姫様みたいに可愛いから(ニコッ)」
「・・・っ・・・///」
あぁ、やっぱり王子様だなぁ〜って改めて思った。
本人に面と向かって言うのは恥ずかしいから言わないけど。
真波「大丈夫？顔が真っ赤だよ」
「にゃ・・・にゃんでもないれす・・・」
真波「え・・・？」
「あ・・・えっと、な、・・・なんでもない！！////」
私のバカ。せっかく真波君と会えたっていうのに、今ので変な子だと思われちゃったよ。
真波「可愛い・・・ふふっ」
「真波君って、やっぱり不思議ちゃんだね」
真波「あれ、なんで俺のあだ名知ってるの？俺、部活の先輩にも君と同じように不思議ちゃんって呼ばれてるんだよ？」
「そ、そうなの？」
こ、ここはとりあえず知らないふりをしておこう。
真波君が不思議ちゃんって呼ばれてるのも知っていれば、真波君が誰に不思議ちゃんって呼ばれてるのかさえ把握済みです(これを世間でいうストー○ーという笑by作者)
でも、真波君が人より少し頭が悪くて良かった・・・かも。
もし、頭の良い人とかだったら、「やっぱり不思議ちゃんってどういう意味？」とか、私の言葉について深くツッコんできそうだし。
まぁ、真波君は坂ばかり登ってて授業聞いてなくてテストの成績が悪いことも知ってるんだけどさ。
真波「着いたよ。ここが箱学自転車部の部室」
「う、うん・・・」
私はゴクッっと息をのんだ。
真波君が部室の扉を開け、私はその中へと足を踏み入れた・・・
ーーー
第３話までしか更新していなかったのに、お気に入り２４人も・・・ありがとうございます！
星評価もコメントも凄く嬉しいです。
この作品は夢主ちゃんの口調が現代にいかにも居そうなＪＫ(女子高生)を参考に書いているので、とても書きやすいです笑
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
曇天に笑う - 更新して欲しい (2017年11月28日 8時) (
レス) id: 9a5180e9be (このIDを非表示/違反報告)
柊黒炎(プロフ) - 曇天に笑う さん» 応援コメントはありがたいのですが、リアルで卒論を抱えている多忙の身の為、更新は不定期になります。誠に申し訳ありません。 (2017年9月4日 20時) (レス) id: 09ba59755e (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 更新してほしい (2017年9月4日 16時) (レス) id: 9a5180e9be (このIDを非表示/違反報告)
柊黒炎(プロフ) - 曇天に笑うさん» 応援コメントはとても励みになります、ありがとうございます。しかし、今はこの作品は煮詰まってしまい、リアルのほうでもかなり多忙なので暫くは更新出来そうにないです。楽しみにしているのに申し訳ありません。 (2017年7月6日 21時) (レス) id: efc399b360 (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 更新してくれませんか? (2017年7月6日 20時) (レス) id: 9a5180e9be (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柊黒炎 | 作成日時：2017年3月18日 23時
