第1話 ページ1
「今日も平和だなぁ〜....」
雲一つない青空の下、私はいつも通り、屋上で一人お昼ご飯を食べていた。
私の名前は月宮A。
普通の公立高校に通う一年生。
至って普通の女の子で、特に並外れた才能があるわけでもない。
身長は高校女子の平均だし、体重は....シークレットとしても、成績も運動神経も普通。
ただ、一つ長所を挙げるとするならば、「好きなことに対しては、記憶力が良い！」ってことくらい。
私の好きなこと？それはアニメ！！
特に今は弱虫ペダルっていう自転車スポコンアニメにハマっている！
その中でも主人公のライバル校の箱根学園が好き！
....っていっても、箱根学園は空想上の建物で実際には聖地といったものは何一つない。
まぁ、神奈川県っていうのはわかってるんだけど、その建物のモデルとかはないわけで....そんなの....クソつまんないー！
あーあ....真波君や新開さん、荒北さんに会いたいなぁ。東堂さんは....ちょっと煩そうだけど自分で美形だ！宣言してるくらいだし....実際どのくらい美形なのか見てやろう！(何故、上から？←)とは思ったりもする。
真波君の身長は176cm(アホ毛込み)、新開さんは177....東堂さんの誕生日は8月8日....荒北さんは4月2日生まれで....。
ほとんどの情報はネットなんか見なくとも、全て暗記済み。
とはいっても、テストの役には立ちません。
そんなこんなで放課後になり、私は寄り道せず真っ直ぐ家に帰っていた。
だけど....歩くにつれて、何故か私は違和感を覚えた。
「ここ....どこ？」
ヤバい....完全に道に迷った。
おかしい。なんで？？
うーん....今になって、方向オンチというスキルが追加？とかイヤだよ？笑えないよ。
いや、マジで笑えない。
なんか、緊張で変な汗かいてきた....。
よし、こんな時は来た道を戻ってみよ....ん？
「なんか....どこかで見たことあるような、ないような....」
まわりの景色に妙に見覚えがある。
どこだろ、実際に行ったことはないし夢でも見たってことはないんだけど....。
「あれ、もしかして此処って....」
あー....なんとなくわかってきたぞ。
これは所謂、『トリップ』ってやつ。
そして、此処は私が前から、あるアニメで見てきた景色。
そう....此処はおそらく�猗∈�学園�疉婉瓠�
ってことは、まさか....！
？「君、そんな所で何してるの？大丈夫？？」
「この爽やかな笑顔と青い髪の少年は........もしや、ま....真波君....？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
曇天に笑う - 更新して欲しい (2017年11月28日 8時) (
レス) id: 9a5180e9be (このIDを非表示/違反報告)
柊黒炎(プロフ) - 曇天に笑う さん» 応援コメントはありがたいのですが、リアルで卒論を抱えている多忙の身の為、更新は不定期になります。誠に申し訳ありません。 (2017年9月4日 20時) (レス) id: 09ba59755e (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 更新してほしい (2017年9月4日 16時) (レス) id: 9a5180e9be (このIDを非表示/違反報告)
柊黒炎(プロフ) - 曇天に笑うさん» 応援コメントはとても励みになります、ありがとうございます。しかし、今はこの作品は煮詰まってしまい、リアルのほうでもかなり多忙なので暫くは更新出来そうにないです。楽しみにしているのに申し訳ありません。 (2017年7月6日 21時) (レス) id: efc399b360 (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 更新してくれませんか? (2017年7月6日 20時) (レス) id: 9a5180e9be (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柊黒炎 | 作成日時：2017年3月18日 23時
