女装男子2 ページ3
俺が女装男子になったキッカケは箱根学園の入学式の前日だった。
俺は家が隣同士で、幼少期から幼なじみの真波山岳といつものようにトランプをしていた。
真波「ねぇ、Aくん。俺とポーカーで勝負しない？」
「勝負....？」
真波「そ、勝負だよ。君が勝ったら、君の願いを何でも一つ叶えてあげる。でも、君がもし負けたその時は....」
「わかった。ポーカーなら、それなりにルールもわかるし、いいぜ」
その時思えば、俺は山岳にまんまと乗せられていたんだなと思う。
そして、俺は山岳にポーカーで負けた。
「う....負けた。で、お前の願いはなんだよ、山岳。俺の作ったキーマカレーでも食べたいか？」
真波「ううん、俺はもう子供じゃないから、そんな願いはいいや。あ、そういえば明日は箱根学園の入学式だったよね？中学でも一緒だったけど、まさか高校も一緒になれるなんてね....」
「もったいぶるなよ....それで、結局何が望みなんだ？」
真波「単刀直入に言うなら....明日から君は高校卒業するまで、女装男子として箱根学園に通う。ただ、それだけだよ。ね？簡単でしょ？」
「....は？」
こうして、現在に至る。因みに今は高1の6月だ。俺の身長は入学式前日に比べて、5センチも伸び、今では170センチ....。
真波「でも、何でも一つ願いを叶えてくれるって言ったし....それを言うなら、君が俺にポーカーで負けたのが悪いんじゃない？」
「違うだろ！お前が俺に女装させるのが悪いんだ！大体、なんだよ....女装男子って。笑えねぇよ....」
真波「まぁ....笑えないだろうね。高校生にもなって、女装なんて。でも、大変だったんだよ？先生達を脅....あ、協力してもらって、君を女子生徒として、箱学に通わせるっていうのは」
「だったらしなきゃいいだろ！？」
真波「次は下着まで女物がいいって？....仕方ないなぁ。じゃあ、一人でお買い物行かないとね....(黒笑)」
「俺が悪かった...だから、下着は勘弁してください」
真波「ん、いい子だね」
「くそ....」
言い忘れていたが、山岳はドがつくほどのSである。
つまりは腹黒ドS天使ってやつだ....というか、腹黒の時点で天使じゃないだろ。
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柊黒炎(プロフ) - 魔百合さん» 魔百合さん、応援コメントありがとうございます。しかしリアルでは卒論が忙しい身なので私なりの更新速度で頑張ります、すみません。あとこの作品の女装男子はもう書くことはないと思うので、僕は坂嫌いの〜や他の弱ペダ作品を応援していただけると有難いです。 (2017年7月19日 16時) (
レス) id: efc399b360 (このIDを非表示/違反報告)
魔百合 - 柊黒炎さん、頑張ってください！(更新)(僕は坂嫌いのもとクライマーも！） (2017年7月19日 14時) (レス) id: 0262f2c5b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊黒炎 | 作成日時：2017年1月22日 2時
