二人の涙 ページ16
山岳「え?Aが?」
新開「あぁ。俺と話してる途中で帰ちまったが、おめさんに用だったと思うぜ」
東堂「真波、お前と走りたかったんだろう!それとも、美形の俺を見たかったのか....」
永遠「A会長は男だろ....」
東堂「星空。そうは言うが、俺は男でも女でも魅力してしまう山神なのだよ!なにせ、美形だからな!」
山岳「俺....今からAの家に行ってきます!」
永遠「真波!今から表彰式....って、聞いてないな」
新開「よっぽど如月君が大切なんだな、ははっ」
東堂「(真波....如月といつか一緒に走れる日が来るといいな)」
〜如月家〜
「もう一度....」
ガシャーン
「....っ.... 」
自転車に何度乗ろうとも結果は同じだった。
乗ろうとすると自転車に拒まれるように遠くへ投げ飛ばされる。
その距離は乗るたびに遠くなっていった。
今まで自転車を拒絶していたのは僕のほうだった....でも、今は自転車が僕を拒絶する。
これは僕に残された....『罰』なのだろう。
「生きてるって、なに....?」
山岳が言っていた狎犬てる瓩箸いΩ斥佞鬚佞隼廚そ个靴拭
昔の僕なら、きっと、その意味が理解出来たに違いない。
「........っ........」
僕はその場に座り込むと....泣いていた。
あぁ、僕はいつから、こんなにも弱虫になったんだろう。
....背中に温かいぬくもりを感じた。
なんだろう、凄く落ち着く....。
それに、なんだか懐かしい....
振り向くと、そこには....
山岳「ごめん、ごめんね....Aお兄ちゃん」
Aお兄ちゃんと呼ぶ山岳が、僕以上に泣きながら、後ろから僕のことを抱きしめていた。
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柊黒炎(プロフ) - 異名さん» 異名さん、コメントありがとうございます。しかし、異名さんとこうして話すのは初めてなので、見間違いと言われてもお答えすることは出来ません。申し訳ないです。応援コメントなどは有難いのですが・・・ (2017年7月19日 16時) (レス) id: efc399b360 (このIDを非表示/違反報告)
異名 - 冷酷の魔術師って、星空永遠って、聞いたことあるな~?私のみ間違いかな? (2017年7月19日 15時) (レス) id: 0262f2c5b7 (このIDを非表示/違反報告)
柊黒炎(プロフ) - ☆★☆★☆さん» 返事が遅れてすみません。そういってもらえると、とても励みになります。更新頑張りますね! (2017年6月9日 14時) (レス) id: efc399b360 (このIDを非表示/違反報告)
☆★☆★☆ - この小説とても面白いです。お世辞とかじゃなくて本当に面白いので、更新頑張ってください。 (2017年5月30日 16時) (レス) id: 08f2b5cf74 (このIDを非表示/違反報告)
柊黒炎(プロフ) - 左京さん» そこまで褒めていただき、ありがとうございます!そういえばプロフをチラッと見たのですが、中学生なんですね!高校受験頑張ってくださいね!! (2017年3月10日 21時) (レス) id: 09ba59755e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊黒炎 | 作成日時:2017年1月17日 2時