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恋に焦がれる ページ39

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ニュートは思わずAを抱きしめる。その強さといったら、Aが空き缶だったらぺしゃんこになってしまうんじゃないかというほどに。


そんなニュートをAも強く抱き締め返した。ニュートが抱きしめながらいう。


「そんな…まさか、君も同じ気持ちだったなんて…で、でもいつから……?」


「三年の時に。あなたがホグワーツで怪我した猫を必死に助けようとしている所を見て……いつの間にか」


「いつの間にか……うん、でも、それでも嬉しい…。こんなに幸せなことって…きっともう無いよ」


「ふふ、私も。一生分の運を使い切っちゃった気がする」



大きな月をバックに二人が互いを見つめ、笑いあう。





「もう、一生君を離さないよ……A」


「うん、離さないでね、ニュート」






二人の影が重なった。まるで映画のワンシーンのようだった。












恋に焦がれた君に会うためなら













たとえ火の中水の中













何処へだって愛に行く。













***



「今日は何してた、ジェイコブ?」


「カバンの中に入ってたよ」なーんて」


土手を上り切ったところに、月明かりに照らされた岩場があり、小さなムーンカーフたちが群れている──内気な動物で、大きな目が顔全体を占めている。



「やあ、おちびちゃんたち── よーし、よしよし」


ムーンカーフの群れが岩の上を飛び跳ねながらジェイコブに近づいてくる。

あっという間に、ジェイコブは、餌をねだる人懐こい動物に取り囲まれてしまった。


「慌てないで──慌てないで」


餌を投げると、ムーンカーフが喜んで飛びつく。ジェイコブは見るからに気分がよさそうだ──心から楽しんでいる……



「ジェイコブ!!」


「やあ、ジェイコブ」



そんなジェイコブに二人が声をかける。



「おー、お二人さん。…ん?なんか……雰囲気変わったか?」


ま、冗談だよ!とジェイコブが続けようとした。しかし、それを言う前にAが声を出す。


「ふふっ!流石ね、ジェイコブ!」


「え?な、何が?」


「ジェイコブ、驚かないで聞いてね。……実は僕達…」




「付き合う事になったんだ」


「付き合う事になったの!」



二人が少しニヤっとしていう。声色はとても嬉しそうだ。




「え?あ、え?……



うぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!」












ニュートのカバンの中にジェイコブの叫び声が響き渡った。









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(プロフ) - つみきさん» 了解致しました☺️承認致しましたのでよろしくお願いします🙌 (2022年5月28日 16時) (レス) id: 6f386ee796 (このIDを非表示/違反報告)
つみき - 杏さん» ありがとうございます、、、今Twitterにフォロー申請お送りしました!IDは「@cute_Flower___」です!よろしくお願いします☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ (2022年5月28日 15時) (レス) id: c3f3b23f10 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - つみきさん» はじめまして!えぇえ!!良いんですか?!😭全然迷惑じゃないです!!むしろ大歓迎です!🙌Twitterのアカウント名を教えて頂けますと幸いです☺️ (2022年5月28日 12時) (レス) id: 6f386ee796 (このIDを非表示/違反報告)
つみき - はじめまして!夢主様のイラストを描かせていただきたいんですかもしご迷惑でなかったらお送りしても良いでしょうか…?(問題なさそうでしたらTwitterの方もフォローさせていただきます) (2022年5月27日 23時) (レス) id: c3f3b23f10 (このIDを非表示/違反報告)
ごっくん2(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます!!!確かに…!他作品と比べると少し少ないですよね…!!これからも頑張ります!!ご拝読いただきありがとうございます!!! (2022年4月17日 22時) (レス) id: f83802f70f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年4月7日 16時

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