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寝室 ページ31

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男二人はきちんと整えられたツインベッドに入りこむ。ニュートはかたくなにジェイコブに背を向けているが、ジェイコブはベッドに座って、魔法界の本を開き不思議そうに見ていた。



シンプルな緑色のパジャマを着たAが、遠慮がちにドアをノックして、ココアを乗せたお盆を持って入ってきた。マグが勝手に中身をかき混ぜている──


ジェイコブはまたしても魅せられる。



「ニュート、来たよ。あ、あと、温かい飲み物はいかが?」



ニュートが勢いよく起き上がる。ジェイコブが驚いて体を揺らす。


「……っ!あ、A……あの、来てくれてありがとう」


「いえいえ、夜は暇だったしね。それで…用事って言うのは?」


Aが慎重にジェイコブにマグを渡す。ニュートは言葉が出てこないのか、アワアワとしている。


Aはニュートのベッドサイドテーブルに、そっとココアを置く。


「もう、ニュート。少し落ち着いて」


「スキャマンダーさん── ほら、ココアだよ!」


ジェイコブがニュートを落ち着かせるように促す。ニュートは動かない。口をはくはくとさせている。


「ニュート、落ち着いて、何か伝えたいことがあったんでしょう…?あ、トイレは廊下の右よ」


「あ、う、うん…ありがとう…。その……き、緊張しちゃって」



ジェイコブは隣の部屋にいるクイニーをチラリと見る。地味とはいいがたいガウンを着ていた。

「……ありがとう」


ジェイコブがクイニーに言った。Aがニュートを気遣い、扉を閉めた。


ニュートが立ち上がる。意を決したような表情だ。


まだコートを着たまま、戸惑いながら伝えようとする。


「あ、あのさ、…君にずっと、伝えたいことがあったんだ。…その、ホグワーツに入学した時から…僕は、、僕は──」


「う、うええ」


突然ジェイコブが苦しみ始める。汗が滝のように流れてる。


「ジェ、ジェイコブさん?一体どうしたの?凄い顔色が悪いけど…」


「…あ」


「…そういえば、ジェイコブさんの首についてる噛み跡って……マートラップ…?」


「あ、ああ、…流石Aだ…で、さっきの続きなんだけれど──」


「もう!そんな事言ってる場合じゃないでしょ!ニュート、ジェイコブさんを治す薬は?」


「……まあ、あるけど…はあ、分かったよ……」


苦しむジェイコブの目の前でカバンを開き、その中に入っていき完全に姿が消える。



ジェイコブは驚いて小さく悲鳴をあげた。









×

ニュートのカバンの中→←居間 30分後



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(プロフ) - つみきさん» 了解致しました☺️承認致しましたのでよろしくお願いします🙌 (2022年5月28日 16時) (レス) id: 6f386ee796 (このIDを非表示/違反報告)
つみき - 杏さん» ありがとうございます、、、今Twitterにフォロー申請お送りしました!IDは「@cute_Flower___」です!よろしくお願いします☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ (2022年5月28日 15時) (レス) id: c3f3b23f10 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - つみきさん» はじめまして!えぇえ!!良いんですか?!😭全然迷惑じゃないです!!むしろ大歓迎です!🙌Twitterのアカウント名を教えて頂けますと幸いです☺️ (2022年5月28日 12時) (レス) id: 6f386ee796 (このIDを非表示/違反報告)
つみき - はじめまして!夢主様のイラストを描かせていただきたいんですかもしご迷惑でなかったらお送りしても良いでしょうか…?(問題なさそうでしたらTwitterの方もフォローさせていただきます) (2022年5月27日 23時) (レス) id: c3f3b23f10 (このIDを非表示/違反報告)
ごっくん2(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます!!!確かに…!他作品と比べると少し少ないですよね…!!これからも頑張ります!!ご拝読いただきありがとうございます!!! (2022年4月17日 22時) (レス) id: f83802f70f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年4月7日 16時

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