僕のMEGAMI［2］ (ページ18)

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帰省ページ18

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そして、チェックアウトする頃に倉本が迎に来てくれ、チェックアウトの手続きをし羽田空港まで送ってくれた。

「せっかくのお正月なのにすみませんでした」

感謝する二人。

「大丈夫よ。初詣に行けたし家族とゆっくりできたから。そういえば二人はまだ初詣行けてないんだっけ」

「実家の近くの氏神様に詣でてきます」

「二人とも気をつけて。そして実家でゆるりとね」

「はい、フライトの予約もありがとうございました」

倉本に再度礼を言ってチェックインすることに。

ちなみに二人はVIPゲートから入った。

ファンが出待ちしている大物アイドルや、有名なプロスポーツ選手などは一般人とは違う別のゲートから入る。

翔平も顔が知られているのと高身長すぎて一般人に溶け込めないためVIP扱いとなっていた。

Aも翔平とは少し間をあけて搭乗口へ向かった。

そして、花巻空港まで1時間ちょっとの旅をファーストクラスの隣り合わせの座席で過ごしたのだ。

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「では、また２日後に大谷君の家にお邪魔します」

「うん、待ってるね」

空港でお互いの家族が迎えに来ていたので、Aは翔平のお兄さん・龍平に挨拶をした。

そしてAも、母親が運転する車に乗り込む。

ちなみに父親と祖父は酔い潰れているらしい。

「紅白お疲れ様。大谷君のご家族に挨拶してたの？」

A側の家族はもちろん、娘の秘密の仕事を知っていた。

「うん。お兄さんが迎えに来てた。初めてお会いしたけどあまり似てなかったなw」

「どっちがカッコよかった？」

「ええ？どっちもかっこいいと思う。タイプが違うだけで」

「ふーん、ま、詳しい話は家についてからじっくりと聞くわ」

そう言ってエンジンをかけた。