僕のMEGAMI［2］

トーク番組3 ページ2

「あの始球式は僕も見てましたけど、megamiさん見事なスライダー投げてましたよね」

小・中学時代野球部だったアイドルの男性が感想を述べた。

「あれは、投球練習をするときに大谷さんに教えていただきました」とmegamiが答える。

「いや、それだけで投げられるってすごいですよ。女の子って大体ワンバウンドしてとんでもないところに飛んでいくのが愛嬌というか普通そうじゃないですか」

「本格的でしたもんね」

「では、その様子を見てみましょう、どうぞ」

始球式のVTRが流れた。

「結構音がしてますよね」

「大谷さんはそばで見ててどう思いました？」

「いや・・・まぁ女性にしてはすごいほうかなと思いました」と答える翔平。

「細いのにね」と芸人が言う。

「あ、こう見えて結構上腕二頭筋に筋肉ついてるんです」

megamiが言うと翔平がピクっとした。

MCの次の行動を予見したからだw

思ったとおりMCが「触ってみてもいいですか？」と触ろうしたので、思わず翔平が二人の間に割って入り制した。

それを見た出演者が「大谷君、今、何気に守った！」と大笑い。

「そらそうよ！どさくさに紛れてmegamiさんに触ろうなんてセクハラです！」と主張する者も。

「大谷君！ナイス！」

翔平はそれに応えるように親指をあげた。

この行動が放送時にネットの実況でバズることに。


『大谷、あれは本気で制止してたな』

『素だったよな』

『megamiちゃん、テレビ慣れしてないからうっかり誘発するような発言しちゃうんだなw』

『だから多少はメディア慣れしてる大谷がカバーしてるとか、微笑ましいわw』

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