Happy Birthday ページ48
「わかった」
「じゃ、試合頑張ってね」
「了解〜」
電話を切ったあと、翔平は少し呆然としていたが、だんだん笑いが込み上げて来た。
「マジで気づいてないのかよw」
だったら粕森の野球部も気づいてないのかな?
それであれば、megamiの正体はそうそうバレないからAにとってはいいのかな、と思った。
そしてそのあとまた着信があった。
Aからだ。
「誕生日おめでとう〜🎉」
「サンキュ^^」
「キミもやっとオトナの仲間入りだね〜」
「何先輩ぶってんのw」
「酒、タバコOKよん」
「やらねーよw」
それから雑談に入った。
するとAが言った。
「そう言えばさ、
「知らない」
即答する翔平。
「そっかー」
「それが何?」
A以外興味ねぇよと言う感じで聞く翔平。
「彼女、翔平君と同じ奥州市出身で同学年だから知ってるかなと思って」
「へぇ、知らないなぁ。で、どうしてその人の話を?」
するとAが言った。
「先日、その久我さんが(私がバイトしてる)ファッション誌の専属モデルになったのね」
「へぇ」
専属モデルをしていたSallyが事件で干されたため、代わりの専属モデルを募集していたのだ。
最初はmegamiにオファーがあったのだが、Aとしては専属として縛られたくないという意向があり固辞した。
そして青山学院大学の学生である久我がオーディションでグランプリを取り専属モデルスタートとなったのだ。
ファッション誌の他にも企業広告のモデルもしており、megamiほどではないが人気のモデルである。
そんな久我と撮影で初めて会ったときは、あまりの可愛さに心を奪われたAだった。
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琥珀(プロフ) - ユウナさん» 感想ありがとうございます🥹大谷さんがよく寝るって言う話を読んでたら眠くなりましたwまたよろしくお願いします☺️ (6月8日 12時) (レス) id: 6af7a161af (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - こちらのお話もとっても楽しみです!💞誤字脱字は気にならなかったです!お疲れのところ更新ありがとうございます🙇🏻♀️💞ゆっくり休んでくださいね (6月8日 1時) (レス) @page6 id: 009c333368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2023年6月7日 22時