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背番号01 ページ11





そして、その日がやって来た。


Aは倉本マネと一緒に札幌ドームを訪れた。

「はじめまして、megamiと申します。本日はお世話になります」

ロッカールームに顔を出し挨拶をした。

megamiが挨拶に来ることを知っていたので、選手達は皆、早めに着替えをし、髪を整えるなど清潔感を醸し出し、ロッカールームも消臭しルームフレグランスをスプレーするなどキレイに整えていた。

寝癖のままの翔平はその一部始終を呆れて見ていた。

megamiは日ハムのユニフォームとキャップを着用し、スキニーのジーンズスタイルでやって来た。

この日のユニフォームは青と白(一部黒を含む)のバイカラーのタイプである。

背番号は「01 MEGAMI」となっている。

最初は生足が見えるようデニムのショートパンツを勧められたがAは「虫に刺されやすいので」と断固拒否。

本当は、翔平が露出を嫌うからだ。

それでスキニーのジーンズで折り合いがついた。

ユニフォームをふわっと着ても9頭身は隠せない。

メイクさんが丁寧に巻いてくれたツヤ髪に皆ウットリとした。


「人形みたい!」

「かわいい〜」

「今までで最高にかわいい!!」

選手達を虜にした。

「サインください!」

「握手!」

選手達に詰め寄られるA。


すると「どうも〜!お疲れっす〜!」と藤浪が日ハムの広報と入ってきた。

「え?藤浪?」

「なんで敵チームのエースが来てんだよ?」

ロッカールームに敵チームの選手が挨拶に訪れるのは珍しくはないが、今日はmegamiが来た日ハムだけのイベントだから敏感になっている。

しかも藤浪だからだ。

すると広報担当者が「せっかくなんで大谷君とmegamiさんと藤浪君のスリーショットを撮れたらなぁと思って来ていただきました^^」と説明した。

広報の策略→←指名



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琥珀(プロフ) - ユウナさん» 感想ありがとうございます🥹大谷さんがよく寝るって言う話を読んでたら眠くなりましたwまたよろしくお願いします☺️ (6月8日 12時) (レス) id: 6af7a161af (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - こちらのお話もとっても楽しみです!💞誤字脱字は気にならなかったです!お疲れのところ更新ありがとうございます🙇🏻‍♀️💞ゆっくり休んでくださいね (6月8日 1時) (レス) @page6 id: 009c333368 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥珀 | 作成日時:2023年6月7日 22時

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