ぼくのミニヌナ4 CN

代わりにオンマ ページ8

A「ハァ、ハァ、ハァ、気持ちが悪い もう(泣)体中が痛いよ」


さっきは、チャンミンが連絡くれたのに


咳き込んだら吐いてしまって


きっとビックリしたよね


その後も咳が止まらなくって


涙も出るし何度も戻してしまった


何度か連絡をくれたけど、しゃべる気力も起きる力もなくなってた


A「やっぱり、小さいからかな？なんかいつもの風邪よりひどい気がする」


水分だってホントはしっかり補給しなくちゃいけないけど


それすらしんどかった


やっと咳がおさまり、息が正常に落ち着いた


A「あ〜まだ、クラクラする」


何か飲もうとなんとか立ち上がった


でも、体の力が入らない


不安定なベットの上


体はクニャリと倒れそのままベット下へ落ちてしまった


A「キャ！」


ドスン


A「う、う〜ん・・・・・」


追い打ちをかけるように全身を打ち


もう起き上がる力は残っているはずもなく


そのまま意識を飛ばした






ピンポーン♪


カチャ


母「お邪魔しま〜す！」


パタパタとスリッパの音をさせ近づいてくる


寝込んでいると聞いているオンマは


迷わずベットルームへ来たのだ


母「Aさ〜ん？ どうですか？」


驚くだろうが、名前を呼んで入れば少しは大丈夫かな


ドアを開けながら小さく声をかけた


母「やだ！Aさん？Aさん？」


ベットの下に、倒れこむAの姿を見て慌ててかけより抱きかかえた


A「ん、ん、はぁ、はぁ・・・・」


意識がもうろうとしてチャンミンのお母さんだとは気が付いていない


母「熱いはね・・・・Aさん？大丈夫？」


チャンミンから連絡を受けて看病に来たが


ここまで悪い状態だとは思ってなかった


きっと、こんなAさんを置いていかなくてはいけなかった


チャンミンのことを思うと、自分の仕事を今日ばかりは恨んだに違いない


どうすることもできなくて、思い余って私に連絡したんでしょう


Aさん、チャンミンじゃなくてごめんさいね


でも、あの子の代わりにしっかり看病するから安心してね

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