ぼくのミニヌナ4 CN

急ブレーキ ページ48

いつものワゴン車が目の前に止まる


ドアが開き、少し緊張が走る


背中のAさんには、車が来たことを伝えたが


乗ってすぐは、きっと話しかけるのも無理かもしれない


CN「あ、お、お待たせしました」


いやっ、別に待たせてないのに、ちょっとテンパった


マネ「お、いまきたとこだぞ！昨日実家でゆっくり休めたか？」


僕の顔を一瞬確認しすぐに、車を発進させた


CN「は、はい、ありがとうございます」


Aの入ってるカバンを傾かないように注意しながら下ろそうとした


キキーーッ


急に歩道を自転車が通り過ぎマネージャーが急ブレーキを踏んだのだ


CN「ワァッ アッ ヤバッ！Aさん」


A「キャァ！」



カバンを下ろそうと肩ひもに手をかけたところでの急ブレーキ


体は前にガクッと飛び出し、瞬間、座席の背もたれに強くぶつかった


CN「ビ、ビックリしました 危ない人ですねぇ！」


思わず口走ったAの名前


特に気づかれていなかったので安心した


平静を装いながら、急いでカバンの中を見た


A「う、う〜ん」


物がひっくり返ったカバンの中


ちょっと苦しそうに


僕のパンツを抱きしめてるA


CN「(小声)だ、大丈夫ですか？・・ごめん 僕の体が・・・・」


驚きと衝撃でまだ荒い息のA


でも、パンツを抱える姿がなんともいえない


なんとちょうど小窓あたりに顔をうずめているではないか


あ〜、朝の光景が目に浮かぶ


口をつけた瞬間


おっと、僕の変態スイッチが押されそう


ムフッ 気のせいか？ 僕のボクが反応してきた(汗)


YN「マネ〜ビックリしたよぉ〜僕、死んじゃうかと思ったぁ〜ハハハ」


後部座席で横になって寝ていたユノ


今の衝撃で、さすがに起きたらしい


CN「ヒョン、い、いたんですか？姿、見えないからおかしいとはおもいましたけど」


YN「ねぇ、チャンミン さっき、Aって言わなかった？」


頭をポリポリかきながら、前の座席のボクの横を覗き込んだ

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