オトコギライ《桃》

#キライ ページ18

主人公ちゃんの言葉遣い、直した方がいいですか……？


そういったご意見の方もいらっしゃったので、もし同じご指摘が多数ありましたらこれを機に修正したほうがいいのかな、と考えております。












小瀧side





歩いて数分。



学校終わりの学生で賑わっとる店内に入って、ポテトをつまみながらスマホを触っとる流星の元に足を進める。
















こんだけ男前な見た目しとったら嫌でもすぐ見つけられるわな。













藤「…あ、望。荷物見とるから先食うもん買ってきたら？」







小「おー……じゃあそうするわ。」















財布だけ持ってレジに並べば、早速リュックから目を離しとる流星。







おいしっかりせえ……！！















流星のあほさに心配になりながら、さっさと会計を済ませて席に戻る。



















小「おい、ばりばり目離しとるやんけ。」







藤「ん？あー、ちゃんと見てたで？笑」











爽やかに嘘つきやがって。





しげは神ちゃんと一緒に帰るらしい。



数分前にLINEが入った。











藤「……で？昼ん時から様子変やけど何があったん？」









小「いや急やな。」







藤「すぐ聞かんと目的忘れそうやから。」








小「自分で言うなや笑」















何から言えばいいか分からんくなって、自分の手元を見つめる。








食べかけのバーガーを見て何か解決するわけもあらへんくて、ここは腹括って話そうと深呼吸を1回。










































小「…………ちゅーした。」








藤「……はっ？」







小「…やから、ちゅーしてん。」








藤「……一応聞くけど、誰と？」













小「…Aちゃん。」

























観念して顔を上げたら、口を半開きにしてぽかーんとしとる流星。









はは、折角の男前が台無しやで？





















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