マネージャー 無表情 それから。[WEST]

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神山side





一通り説明を受けて、Aの病室に戻る。





振り出しからスタート、やってさ。





何年ものAの頑張りが削れてまうねんて。






俺らやって考えただけでしんどいのに、A本人が知ったら、もっとしんどいんやろな。











重「…あのさ、明日から時間ある時なるべく来てあげるようにせえへん？

もし目が覚めて、誰も傍におらんかったら寂しいやん？

……ツアー始まったら、それこそ来れへん回数多なる。やから、ちょっとの時間でも、隣にいてあげようや。」







藤「せやね。1人は寂しいもんな。」

















しげの提案に俺も皆も大賛成。


こっちにおるんはライブ終わるまで、ってなっとったけどAの目が覚めて、大阪の病院に移動出来るようになるまでは、出来る限り東京の方におることになった。


























Aの隣に座って、寝顔を眺める。








神「…痛かったやろ？びっくりしたなぁ。

……でも、頑張ったなぁ。あとは目覚ますだけやで。もうひと頑張りや。」







返事なんて返ってくるわけあらへんけど、少しでも"いつも通り"おりたいから。





















せめてもの悪あがき、許してな？





















中「…ライブは、絶対切り替えるで。」




桐「こっちの事情にファンの子も巻き込むわけにはいかんからな。」





重「…A仕事しすぎやし、ちょっとした休憩ってやつやな。」




小「ほんまAまで流星みたいに寝てもうたらどうすんねん笑」




藤「ほんまやで？」




濱「…認めてまうんかい笑」













神「…A。俺らおはよう、言えるまで待っとるからな。

………少しゆっくりしとき。」

























どうか、夢の中ではせめて苦しまんでおられますように。









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