マネージャー 無表情 理由。[WEST]

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濱田side





ツアーの発表も無事終わって、打ち合わせとレッスンに追われる日々が続いた。




追われる言うても、これ以上にありがたいことはあらへんと思うし、グループとしても充実しとると思っとる。













でも、少し気緩んどったんかもしれん。










振り付けの確認しとる時、足首に痛みが走った。





それなりに経験積んどるから、それが何の痛みなんかすぐ分かったし、練習止めんとあかん事もすぐ理解した。

















けど、俺は何もせえへんかった。



12月上旬、季節はもう冬。









寒なってきとるから念入りにストレッチしろ言われとったんに怪我してまうなんて情けなくて仕方がない。





ドームもあと数週間やし、皆張り切っとる。





そんな中、足ぐねったなんて言われへんやん？














周りやって気づいとらん。
少し我慢して、後で手当すればええやろ、思っとった。


















……俺に声が掛かるまでは。











そのまま続行しようとしとった時、名前を呼ばれる。






















声の主は、Aちゃん。

Aちゃんはよく人ん事を見とるから、気づかれへんように1番注意しとったんやけどなぁ……









濱「なん？どした？」



あえて、気づかないフリをする。

やってまだ、気づかれたっちゅう証拠あらへんし。…………自分で言っとって苦しい言い訳や思うけども。

















『足、ライブ前に悪化させてどうするつもりですか。』







核心を突く一言、やんな？

正論すぎて何も言い返せへん笑







桐「なに？濱ちゃん足怪我しとるん？」



中「はっ！？…え、いつから？」







濱「いや、ほんまさっきやで？ちょっとぐねってもうただけやから大丈夫。」

















重「大丈夫やないやろ、はよ冷やし。」



神「怪我しとるんならはよ言わんとあかんやん！」




藤「A、冷やすのもらってええー？」



小「皆心配しとるんやでー？」



『はい、濱田さん、足見せてください。』























































これはもう、見せるしかないよなぁ笑

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