マネージャー 無表情 理由。[WEST]

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あなたside













『…も、さっき泣いたばっかなのに…！』




そうやってまた優しくするから

そうやってまた笑うから





涙が止まらなくなる

















体に力が入らなくなってｶｸﾝｯと膝から崩れる。




神「…っと、大丈夫か？」



重「苦しない？寝た方が楽？」







『…呼吸が苦しくなるのは、時々、です……。普段は、力、入らなくなるだけ……。』








中「…落ち着いたら、Aが発作出てもうた時の対処とか教えてや？」


桐「たしかに、知っとくべきやんな。」






















小「A？もう大丈夫なん？」



藤「無理せんと座っとき……？ふらついとるやん」

















支えてもらってなんとか立ち上がる。

今回は軽かったかな。まあさっきの発作が珍しく激しかっただけなんだけど。


















『すみません……ライブ終わりにこんなことになって……』







濱「…いや、正直Aんことでモヤモヤしとったから解決してスッキリしたわ！」


中「ある意味嬉しかったしな？Aがちゃんと泣けてて笑」


小「取り敢えず楽屋戻ろうや。そろそろ荷物持って出なあかんやん！」
















そうだった。

あまり長居してはいけないよね、もう遅くなるし。



みんな疲れてるだろうし早く家に送り届けなきゃ。

















重「なぁなぁ！今日は久しぶりにAが皆送ってってくれへん！？」





『……私、ですか？』





重「おん、やっぱ忙しい？」






『……いや、大丈夫です。先に車乗っててください。
他のスタッフさんに挨拶してくるので。』






重「…わかった！！待っとるからはよ来てな！！」

















本当は片付けを手伝ってから帰ろうとしたけど、今日ぐらいはいいよね……？





















スタッフさんを見つけて声をかける。



『すみません、メンバーを送り届けることになったのでお先に失礼します。お疲れ様でした。』





ス「あ、はーい。平山さんもお疲れ様でした。
……また絆が深まって良かったですね笑」









『……はい！
ありがとうございました！』




















緩みそうな顔を抑えて、急いで7人の待つ車に向かった。

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