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重岡side
盗み聞きしてることに多少の罪悪感はあるけど、平山さんが危ない目に合っとるかもしれん、なんて考えたら今すぐにでも助けんと、って思う。
こんな時、頼りになるんはやっぱり淳太や。熱くなっとる俺とか小瀧を落ち着かせてくれとる。
重「ほんましばくで……!!」
小「腹立つわぁ……」
神「こんな人やったんやな、ええ印象しかなかってんけど……残念やわ。」
みんな相当怒っとる。でも俺らをエサにして脅されている今。入っていっても多分何もできへんのやろな。
淳太は多分それを1番分かっとるから、誰よりも悔しそうな顔しとる。
桐「平山さん、なんて答えるんやろ……。」
濱「優しいからなぁ、もしかしたら…」
中「そんなん俺らがさせへんわ。万が一そう答えたら全員で突っ込むで?」
全「おん。」
平山さん、ちゃんと自分のこと守ってや…。
気づけば
みんな涙目。あのプロデューサーは顔を青くして俺らがいるとこと反対方向に歩いてった。ほんまは引き止めてしばきたいんけど、今は平山さんの方が先や。
正直、そんなん思てくれとるなんて考えもせえへんかった。笑わへんから何考えとんのか分からんし。
でも、やっぱり俺らのこと1番に考えてくれとった。
自惚れかもしれへんけど、俺らは仕事をもらえる力量があるんや、て思わせてくれはった。
7人でのデビュー決まった時ぐらい嬉しいわ。
バァァァァンッッッッ!!!!
小瀧、勢いよく開けすぎや……笑 気持ちは分かるけどな?
そこには、朝と変わらん真顔の平山さん。今の音でびっくりせえへんのかい。淳太はビクッなっとったで?
ほんで極めつけは
『ドア壊れるんで、もう少し静かに開けてください。』
やって笑
小「もう平山さん大好きやぁぁぁ!!!(泣)」
桐「泣かせんといてぇ(泣)」
濱「ほんま、ありがとうなぁ(泣)」
中「無事でよかったわぁ。」
神「ほんまカッコよすぎやって……!!」
藤「すぐ助けへんくてごめんなぁ?」
重「1発ぶん殴ってもよかったんやで?笑」
『取り敢えず落ち着きましょうか。』
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翡翠(プロフ) - まさなさん» コメントありがとうございます!覚えていてもらえて嬉しいです……!!いつも楽しみに読ませていただいてます。これからも更新頑張ってください〜! (2019年11月23日 3時) (レス) id: cdd98bad11 (このIDを非表示/違反報告)
まさな(プロフ) - あの、イベントを開催した者です!私の作品にコメントくれてましたよね…?この作品は元々すべて読んでいたのでイベント参加していただき嬉しいです!頑張って下さい! (2019年11月20日 20時) (レス) id: 709458c7d0 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - さーさん» コメントありがとうございます!楽しみにして頂いているなんて、とても嬉しいです……!!グダグダになってしまうかもしれませんが、私なりに頑張ろうと思います。何かご要望等ありましたらお気軽にコメント欄までお越しください! (2019年9月5日 23時) (レス) id: cdd98bad11 (このIDを非表示/違反報告)
さー - いつも楽しみに読んでいます!応援しています!これかりも更新頑張ってください (2019年9月5日 20時) (レス) id: 716768484e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - こここさん» コメントありがとうございます!毎日楽しみにして頂けるなんて光栄です。読みづらい点も多々あるかと思いますが、これからも応援して頂けると幸いです。何かリクエスト、ご意見等ありましたら、お気軽にお申し付けください。 (2019年9月2日 17時) (レス) id: cdd98bad11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翡翠 | 作成日時:2019年8月29日 1時