第三六話 夢主ちゃんの過去 5 変化 ページ38
そんな幸せは続かなかった。
大会が終わり、私は普通に生活した。
『ただいま!!あれ、悠希兄。今から走りに行くの?』
悠「あぁ、」
『そっか、頑張ってね!!』
悠「いってくるな!!」
と言って悠希兄は出ていった。最近兄は今の時間走りに行くようになった。私があのとき止めていればこんなことには無らなかっただろう。
✿
どれが、どんどん酷くなっていった。夕方走りに行き、そして、また夜ご飯を食べて、また夜に走りに行くようになった。私は流石に、だめだと言った。けど、悠希兄は聞かなかった。
『悠希兄どうしたんどろう…』
海「さぁ…」
私は悠希兄について知るため、悠希兄が居る高校へ来た。確か、ここだ!!
『よし…』
私は悠希兄を探した。
『…!あ、悠希にぃ(「おい、悠希。これ、洗え」)…!!』
悠希兄を見つけた。しかし、同じチームの方に服を押し付けられ、自転車で走らず、洗濯をしていた。
(どうゆうこと…?)
悠「はぁ…仕方ない…。」
連「まさか、また。押し付けられたんだな」
悠「連…。」
連「はぁ、お前は優しすぎるんだよ…!」
悠「はは、そうかな…?」
連「そうだ。はぁ、手伝ってやるよ」
悠「ありがとう。連。」
✿
悠「じゃぁな、連!」
連「あぁ、」
悠希兄は連さんとゆう人と別れた。私は連さんとゆう人から話しを聞くため、話しかけた。
『あの…』
連「?。なんだ?」
『悠希兄…。白咲悠希の妹です。悠希兄についてお話聞いてもよろしいですか?』
連「悠希の妹?あいつに妹が居たんだな…。それにしても、悠希についてだと?」
『はい。今日の会話見ました。悠希兄、自転車の練習してませんでしたけど…何時も何ですか?』
連「…。そうだ。」
連さんからの話だと、悠希兄は上手いせいか、恨まれてしまい。いじめにあっているんだそう。そして、ここ一ヶ月練習を一切していないんだそう。
私は連さんと話をして来たあと、家に帰った。
すると、そこには悠希兄が走りに行く準備をしていた。
『また、行くの?悠希兄…』
悠「はは、そんな顔するな、大丈夫だ。」
なんか、胸騒ぎがする…。悠希兄が何処か行ってしまうみたいだった。
『絶対。帰ってきてね。絶対だよ!』
悠「今日はやけに積極的だな。大丈夫だ。帰ってくる。」
と言って出ていった。
『悠希兄!!』
悠「ん?」
『ううん。なんでもない…』
悠「はは、なんだよそれ!じゃ、行ってくる!」
と走りに行った。
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作者名:メープルclover x他1人 | 作成日時:2023年1月7日 20時