第二九話 雛鳥の変化 ページ31
翌日お昼休憩、マネージャー達が作ってくれたお昼ご飯を食べて、再び試合開始。
午後イチの最初の試合は音駒だった。翔陽くんは、その頃、ベンチに座っていた。今、翔陽くんは目をつぶって打つの止め、目を開けて打とうとしている。勿論、上手くいくはずもなく失敗続き。コーチは翔陽くんを落ち着かせるために、周りを見させて居るのだろう。
都「負けないよ。黒尾。」
黒「望む所だぜ」
と主将同士で話していた。
始まる前
『…!』
夜「負けないからな。夢羽ちゃん!」
『はい。私も負けません!!』
と握手をした。
黒「オタクの、あの女の子、烏野のチビちゃんに見られてるね」
都「夢羽ちゃんのこと?確かに…見られているわね…」
その頃
『…💦』
(凄い見られている…💦)
と視線を気にしていた。
《ピーーーー!》
私達が試合に勝ち、音駒がペナルティ。
✿
夕方。明日は学校なため、烏野はこの時刻には東京をでないといけない。荷物を詰め込んで、部員の子達はバスに乗り込む。
日「夢羽!!」
『…!翔陽くん!』
お見送りのために学校前に集まった私に翔陽くんが近づいて来た。
日「再来週の合宿。まっているからな!今度は、一緒に練習しようぜ!!」
『うん!!楽しみにしてるね!ニコッ』
日「じゃ、じゃな!!」
と手を降って翔陽くんはバスに乗り込んだ。全員がバスに乗り込み、バスが動く。すると、潔子先輩と目が会い、手を振った。隣りにいた仁花ちゃんも手を振ってくれた。そして、菅原先輩も手を降
振ってくれたので、私も手を振り返した。
空「行っちゃったね…」
『うん。でも、楽しみだよ。どう進化するのか』
空「そうだね」
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作者名:メープルclover x他1人 | 作成日時:2023年1月7日 20時