第三話 バレーボール部 ページ4
体育館の入り口につくと、私達よりも早く２人の少女が除いていた。
『あなた達も見学ですか？』
「え？うん…そうだけど…。てっ、まさかコート上の【天使】に【猫】？！」
と赤髪の女の子が言った。
空「そうだよ！私、荒北空！よろしくね〜！」
『う〜ん、その呼び名は知らないけど、白咲夢羽と言います。よろしくね…！』
「あ、私、山吹夏香。よろしくね！」
「あ、えっと、山吹さんと同じクラスの、雨宮春乃です。よろしくおねがいします。」
赤髪のツインテールの子が山吹夏香さん。もう一人の水色髪でロングの子は雨宮春乃さん。と名乗った。それにしても、コート上の【天使】ってなんだろう…。いつからなんだろう…そう呼ばれるようになったのは、
空「ポジションは？」
夏「私はリベロ！」
『雨宮さんは？』
春「私は、マネージャーやりたくって、その、私の兄がバレーボールしていたから…」
『わぁ✨マネージャー希望…！それは、支えてもらうの嬉しいです！一緒に頑張ろうね！✨』
春「うん。(なんか、動物みたい…)」
空「うんうん。」
私達は挨拶をして体育館の中に入った。私達に気づいた先輩達は笑顔で迎え入れてくれて、私達も笑顔で挨拶した。私は、見覚えがある人に近づき挨拶した。
『お久しぶりです！都さん！』
都「うん！久しぶりだね！夢羽、空！来たんだね！」
空「はい！羽瀬川さんも相変わらず元気そうで良かったですよ！」
都「そうでしょ！これでも主将なんだから！」
『「えぇ！？そうなんですか！」』
『凄いですね！✨さすが！都さん！』
空「うんうん」
都「えへへ」
羽瀬川都さん私達と同じ中学校で部活の先輩で、お世話になった人だ。薄紫色の髪でポニーテールをしている。ゴムには桜の花びらの形をした飾りがついている。とてもおおらかで優しい人だ。
「おぉ！二人共久しぶり！」
『…！千沙兎さん！』
空「久しぶりです！」
千「元気そうだね！」
『はい！元気です！』
彼女は久藤千沙兎さん。都さんと同じでお世話になった人。身長が高く、モデル体型の美人さん。都さんとは幼馴染らしい。とても頼れる、お姉さん的存在だ。
千「去年。うちの学校受験するって聞いて、驚いたけど楽しみに待ってたわ」
都「てっきり私は、白鳥沢に行くものだと思ってたわよ」
『一様推薦は来てたんですけど、先輩たちが居るので箱根学園がいいなと思って…。』
千「…。可愛いこと言ってくれるね。夢羽は！」
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作者名：メープルclover x他1人 | 作成日時：2023年1月7日 20時
