第二十話 箱根学園 自転車競技部の危機 ページ22
鈴視点
東「......これはスゴいな」
鈴「あぁ、スゴいな.....」
荒「まさか、ここまでとはなぁ…」
真「いや〜」
東・鈴・荒「「ほめてないよぞ／ほめてねぇぞ」」
いま、箱根学園自転車競技部は危機に陥っていた。今年のロードレース、箱学の六人目としてレースに出ることになった二つ下の後輩、真波山岳。中間は赤点を回避.....したそうなのだが、今回の期末もヤバイらしい。
新「はは、課題未提出に、テストもやばいか」
鈴「まずいな…真波」
真「そんなにですか？」
荒「そんなにだよ！！」
彼の課題プリント、小テストを手に頭を抱える私たち。
鈴「とりあえず、課題をやろう。真波」
荒「でも、どうするんだ？俺たち３年で、真波は１年、学年違うぞ。」
東「確かに、そうだな。」
がちゃっ
と部室のドアが空いた。そこにいたのは、
福「どうした。そんなに、集まって」
荒・鈴・東・新「福ちゃん！！／フク！／寿一！」
鈴「それがな」
私達は福ちゃんに事情を話した。
福「それなら、知り合いの一年生にお願いすればいい。」
荒「流石！福ちゃんとだぜ！」
東「なるほど、それはいいな！」
鈴「その手があったか！！それなら、早速！」
プルルル
都「はい。鈴ちゃん。どうしたの？」
かけたのは、バレボールぶ主将 羽瀬川都だった。
鈴「それがな…」
と都に事情を話した
都「なるほどねー。あ…！それなら、いい子がいるわ！これから、むかわせるわね！」
鈴「おぉ！ありがとう、都！」
都「お安い御用よ！」
ﾌﾞﾂｯ
私は都と通話を終わらせ、クルッと後ろを向いた。
鈴「今こっちに来るらしい。」
コンコン
鈴「あ、噂道理！入っていいぞ」
『失礼します』
その声は何やら聞いたことがある声だった。
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作者名：メープルclover x他1人 | 作成日時：2023年1月7日 20時
