第一八話 遠征合宿 ページ20
「今年は去年と同じように合宿をする」
と監督こと、心詠光「ひかりん」が言った。
『合宿ですか?』
光「あぁ、音駒、梟谷、生川、新然の四校そして、今回は宮城の烏野高校この五校の男子バレー部と共に合宿をする」
(合宿…✨。楽しみです!)
光「東京に合宿に行くのは七月。」
都「ねぇ、千紗兎?今月のテスト大丈夫なのよね?」
千「ギクッ!!」
都さんは満面な笑みでそう言った。しかし、目は笑っていなかった。
光「春高に残る三年。お前ら、残るからにはテストの成績落とすなよ」
光監督は目を狼のように光らせ、3年生の方を見た。
「「「「ギクッギクッ!!」」」」
3年生の先輩の数名が目線をそらした。身に覚えがあるらしい。
光「期末テストで赤点、補習になった奴は合宿には行けないからな?」
光監督がそう言うと、何人か声にならない悲鳴を上げていた。
都「夢羽たちも、何処かのバカみたいにならないように、気をつけるのよ」
「うぅっ…」
『.....はい』
都さんの言葉に攻撃を受けた千紗兎さん。
(なんか、今矢印が見えました…;)
『それにしても、今回の範囲は大変ですね…』
空「そう言って、毎回3トップには入っているくせに」
春「テストと言えば、夏香さんは大丈夫ですか?この前の単元テストひどかったですけど…」
夏「ギクッ!!」
空「もしかして....」
春乃ちゃんの言葉を聞き、目をそらす夏香ちゃん。
『勉強しよっか…』
空「そうだね…」
春「はい…」
夏「うぅ、」
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作者名:メープルclover x他1人 | 作成日時:2023年1月7日 20時