甘い昼休み(2)/eoheoh ページ5
「最近俺達と昼休み居ねーと思ったら
何お前だけ女子とリア充してんの？！」
「本当だよ！ずるいぞえおえお！！」
わーぎゃー騒ぐきっくんとFBくん。
「いや、誰がこいつと」
「私のセリフよ！！」
「…てかいつもお前パンひとつで腹いっぱいなのに
Aから貰う弁当はよく入るなぁ？」
にやにやしながら言うあろまくん。
…ん？
「…そうなの？」
「ちょ、あろま！！い、いや、ちが」
「そうそう！こいつあんま食わねーんだよ！」
「きっくんも黙れ！」
「え、私からいつもおかず取ってたのって
パンひとつじゃ満腹にならないからじゃないの？」
「「「違う違う」」」
声を揃えて言う3人。
えおえおに関しては顔を隠している。
…てことは、お腹いっぱいだったのにわざわざ私のおかず食べてたって事…？
「…全く意味わからん」
「え」
「ぶっふぉ」
「Aちゃんどんだけ鈍感だよ！最高！！あひゃひゃひゃ」
「ふははっ、ははっ！」
爆笑する3人と唖然とするえおえお。
「いや、だって、なんでお腹いっぱいなのに
わざわざ私のまで食べてたの？」
疑問しか浮かばないよもう。
すると紅い顔のえおえおが頭を掻きながら呆れつつ言った。
「…あー、だから！」
その瞬間、えおえおに抱き寄せられる。
「？！」
「ひゅーひゅー！」
「あら大胆」
「あらむっつり」
他の3人は無視してえおえおは言葉を続ける。
「…好きな子の手料理は腹いっぱいでも毎日食べたいんだよ！」
……
「へっ…」
顔に熱が集まるのがわかる。
好き…？好きな子って…
「…毎日、Aの手料理が食べたい」
「〜っ！！」
そんなかっこいい事言われちゃ惚れ直すに決まってんじゃんか。
「…私も、毎日手料理、えおえおに食べて欲しい」
「え、そ、それって」
「〜〜だから！」
今度は私がえおえおのネクタイを引っ張り、顔を近づけた。
「あんたの事が大好きって言ってんの！！」
初めてのキスは、とろけそうなぐらい甘かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
透夏(プロフ) - きのこの子さん» 返信遅くなってすみませんっ。始まりましたねツアー！私も参加予定です！これからもっと面白い話を更新していくのでよろしくお願いします！ (2016年11月13日 22時) (
レス) id: bc92396a77 (このIDを非表示/違反報告)
きのこの子 - 更新待ってます！！ (2016年11月8日 12時) (レス) id: 5f6b825457 (このIDを非表示/違反報告)
きのこの子 - あと少しでＭＳＳＰの全国ツアーですね！！ (2016年11月3日 8時) (レス) id: 5f6b825457 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：透夏 x他1人 | 作成日時：2016年9月11日 15時
