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小|中|大|何も疑わずに生きてきた。
――あの日、両親を失うまでは
私は普通の小学生だった。
普通の家庭に生まれた、普通の女の子。
一つ、他人と違ったのが、
私には“霊感があった”。
ただ、それだけだった。
しかし、その所為で母さんと父さんは死んだ。
原因は私だ。
私が、母さんと父さんを殺した。
雨の日の夜、習い事の帰り両親が迎えに来てくれた。
帰り道、横断歩道を見ると、赤い傘をさした少女がいた。
しかも赤信号。
私が急いで彼女を此方へ連れて来ようとした。けど、
「――!ダメっ!そっちには誰もっ!」
え?
両親は私が人間以外のモノを見るのを知っている。
だから、幽霊かどうか、教えてくれた。
赤い傘をさした少女は此方を振り向き、笑って言った。
「おいで」
トラックが、私達を轢いた。
母さんと父さんに庇われた私は、奇跡的に生きていた。
その日から私は、疑うことを始めた。
狐疑逡巡――
疑い深く、あれこれと迷って決心がつかないようす。執筆状態:完結
――あの日、両親を失うまでは
私は普通の小学生だった。
普通の家庭に生まれた、普通の女の子。
一つ、他人と違ったのが、
私には“霊感があった”。
ただ、それだけだった。
しかし、その所為で母さんと父さんは死んだ。
原因は私だ。
私が、母さんと父さんを殺した。
雨の日の夜、習い事の帰り両親が迎えに来てくれた。
帰り道、横断歩道を見ると、赤い傘をさした少女がいた。
しかも赤信号。
私が急いで彼女を此方へ連れて来ようとした。けど、
「――!ダメっ!そっちには誰もっ!」
え?
両親は私が人間以外のモノを見るのを知っている。
だから、幽霊かどうか、教えてくれた。
赤い傘をさした少女は此方を振り向き、笑って言った。
「おいで」
トラックが、私達を轢いた。
母さんと父さんに庇われた私は、奇跡的に生きていた。
その日から私は、疑うことを始めた。
狐疑逡巡――
疑い深く、あれこれと迷って決心がつかないようす。執筆状態:完結
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つなかん(プロフ) - うぉぉぉぉ!!とってもおもしろかったです!!towacoさんもアブさんもセピアさんもつわはすさんも大好きなので、とっても嬉しかったです← 更新を楽しみにしてますね(^∀^) (2014年9月19日 21時) (レス) id: e2a24b1550 (このIDを非表示/違反報告)
幸音(プロフ) - HOLiC大好きなのでなんとも言えないです。ありがとうございます。 (2014年4月3日 23時) (レス) id: dab6556314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KJ−キングジャック− x他1人 | 作者ホームページ:http:/
作成日時:2014年4月3日 9時