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主視点
俺は桜ちゃんの話を聞いて、驚きと共に安堵が押し寄せてきて
複雑な気持ちになっていた。
まず、検非違使が３００体も同時に出現するなんて聞いたこともなかったし、
普通の時間遡行軍に着いても、２００体は多過ぎる。
この大群を相手に短刀達や練度が低い桜ちゃんでは歯が立たない事は
一目瞭然……にも関わらず、短刀達を無傷で守り抜いた桜ちゃんの強さ。
物理的な力の強さではなく、圧倒的力の前にも屈しぬ心の強さが彼女にはあると
改めて思い知らされた。
そして、そんな桜ちゃん達を失わずに済んだ事に心の底から安堵の気持ちが込み上げてきた。
主｢……とりあえず、無事に帰ってきてくれて、短刀達を守ってくれてありがとう｣
俺は桜ちゃんに心からの敬意を持って、頭を下げる。
今は正座しているから土下座の状態だろうか。
桜「…顔を上げてください主殿。私は、私のするべき事をしたまでです。例え主の命が無かろうと、私は弟達を守りますし、必ず三日月の所に戻ります」
そう……三日月と契りましたから。
桜ちゃんは静かに微笑んだ。
その時の桜ちゃんの顔は俺が今まで生きてきた中で、一番美しかったと言えるだろう。
女の俺ですら軽く赤面物だ、
主「あと、皆桜ちゃんの事心配してたから、今日の朝餉の時に元気な姿を見せてやってくれ。」
桜「はい。わかりました(*^-^*)」
主「じゃあ！これにて、第一部隊の任務完了とする！桜ちゃんもお疲れ様！」
俺が労いの言葉をかけると、桜ちゃんも
桜「はい。ありがとうございますm(__)m主殿も何時もお仕事お疲れ様です」
と俺のことを労ってくれた。
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カイト(プロフ) - 続きをかいてください！ (2020年11月3日 12時) (
レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
猫マシュマロ2 - ピンクの表現が雀の涙ほど欲しいです…。更新、頑張ってください！応援しています！ (2020年9月24日 16時) (レス) id: a09a5ea08b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜月 x他2人 | 作成日時：2018年7月7日 11時
