６１ ページ1
しばらく三日月とたわいない話をした後、夕餉の時間だと呼びに来た鶴丸の登場によって
三日月は部屋からでていった。
一方私はというと、誰かが持ってくるらしい夕餉を待っていた。
此処の本丸では、手入れ中、食事をして良い状況ならば
誰かが運びに来て手入れ部屋で食べるらしい。
手入れ中とは言え腹は空くのでありがたい。
ｺﾝｺﾝｺﾝ
薬「桜姉！夕餉を持って来たが今入って大丈夫か？」
どうやら私の夕餉を持ってきてくれたのは可愛い弟みたいだな。
桜「あぁ。大丈夫だ。入っていいぞ！」
ｽｯ
部屋に入ってきた薬研は私の前に夕餉を挟んだ状態で座った。
因みに私は布団の上で正座している状態だ。
薬「思ってたより大丈夫そうでよかった」
桜「ふふっ心配してくれたのか？」
薬「あぁ桜姉が折れるんじゃ無いかって、俺以外の弟達も小夜も心配してた」
桜「そうか。なら明日の朝にでも謝らないとな(微笑」
そういって私は夕餉を食べはじめる。
その間も薬研は私のことを心配そうな目で見ているのだが……
桜「そういえば、薬研は夕餉を食べたのか？」
薬「此処に来る前に済ませてきた」
それを聞いて安心する。
自分を後回しにして此処に来ていたのでは気が気じゃ無いからな
桜「薬研は皆のところに戻らなくて良いのか？」
私としては薬研と二人で話す機会は少ないため、いてくれると嬉しいが…
薬「ああ。その事なら心配いらねぇぜ？俺は大将から、手入れが終わるまで桜姉の様子を診るよう言われてるからな！」
桜「ふふっそうか。なら、久々に二人で話すか！」
私がそういうと薬研は嬉しそうに笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 436人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カイト(プロフ) - 続きをかいてください！ (2020年11月3日 12時) (
レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
猫マシュマロ2 - ピンクの表現が雀の涙ほど欲しいです…。更新、頑張ってください！応援しています！ (2020年9月24日 16時) (レス) id: a09a5ea08b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜桜月 x他2人 | 作成日時：2018年7月7日 11時
