イツメン

朝 ページ5

ピピピピピ､ピピピピピ･･･

アラーム音で目を覚ました私。

起き上がると､時計の針は１0時を指していた。

A「まだ､１0時か･･･って､もう１0時！？」

ベッドから飛び起き､一階に下りる。

先週から春休みで､いつもはまだ寝てるこの時間だけど

今日はそういう訳にはいかない。


なぜなら､今日は二泊三日の温泉旅行の日だから！！

待ち合わせは１0時半に駅前集合になっている。

つまり､相当ヤバいですね､はい。


準備をして､荷物を持ってから玄関に向かって走る。

A「行ってきまーす！！」

全速力で駅まで走る。

足がちぎれそうになるぐらいにまで。



A「はぁ､はぁ､はぁ」

･･･な、なんとか間に合ったぁ。

唯「お、お疲れ､Aちゃん」

じん「顔､走ってる時のか､顔がwwwwwwwwww」

じんは大爆笑してる。

A「必死だったんだよ！！」

テオ「あれ､A。洋服変じゃねww」

A「え？･･･あぁぁ！！」

洋服の向きが裏表､逆だったのだ。

じんがそれを見て更に笑う。

最悪･･･。こんなんで街走ってたの！？

唯「ねぇ､もう電車来ちゃうよ！？」

時計を見ると､１0：２８。

テオ「ヤバっ！急げ！！」

A「え、待って服は！？」

電車　テオ目線→←予定　＜じん目線＞

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