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第三十六訓 ページ9

屯所の庭では、解放されたばかりの万事屋3人が寝そべっている。

土方が、3人に構って9いる暇はないという事を伝えると銀時と神楽は起き上りニヤニヤとしながら真選組をからかった。

神「かわいそーアルな、トイレ一緒について行ってあげようか?」

その言葉に近藤は返した。局長らしく言いかえすのか・・・

近「武士を愚弄するかぁぁ!
トイレの前までお願いします、チャイナさん」

と、思いきや、トイレの付き添いを頼むものだった。

土「お願いすんのかいぃぃ!!」

A「自分より年下、しかも女子に頼むとは・・・」

土方は突っ込み、Aは呆れた。

近藤と神楽がトイレに行くのを見届けながら、土方は口を開いた。

土「てめーら、このことは他言しないでくれ。頭さげっから」

新「なんか、大変みたいですね
・・・大丈夫ですか?」

新八もさすがに心配になった。

土「なさけねーよ、幽霊ごときでここまで隊が乱れるたぁ」

A「まったく、困ったものじゃ」

土「相手に実体があるなら刀でなんとかするが、なしときちゃあどう出ればいいのか見当つかねぇ」

そう重々しく告げた土方を、銀時はからかう。

土方はA達に、自分が昨日人ではない物の気配を感じたという。

それを聞いた銀時に加え沖田もからかいだす。

すると、新八がふと思い出したように話だした。

新「赤い着物の女か・・・
確かそんな怪談ありましたね」

新八によると・・・

夕暮れ時、授業の終わった生徒が寺小屋で遊んでいると誰もいないはずの校舎に・・・


赤い着物の女がいる


という物だった。

A「(銀時、銀時!この話、聞いたよな??)」

銀時「(・・・・え?そーだっけ)」

Aと銀時は視線で会話をした。

新「それでね、何してるんだって聞くとね・・・」

新八が最後に語ろうとした時。

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

近藤の叫び声が聞こえた。

A「土方ッ!!」

土「あぁ!」

全員がトイレの方へと走っていった。

トイレへつき、近藤が入っているであろうトイレのドアを土方が蹴り破った。

そこには・・・


トイレに頭を突っ込んだ近藤がいた。


全「なんでそーなるの?」


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黄羅(プロフ) - ななさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けてうれしいです!そしてご指摘もありがとうございます。区切りの良い所まで行ったら設定を大幅に変えようか検討中です。その際にはお知らせ致しますので、これからも見て頂けたら幸いです! (2021年2月5日 5時) (レス) id: 3f33cf0222 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 楽しんでいつも見てます!高杉との絡みがあって嬉しいです! ただ月詠口調がやりすぎじゃないかなって気になりました。 (2021年2月5日 4時) (レス) id: becceb0046 (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ - 更新楽しみに待ってます! (2015年3月12日 14時) (レス) id: a76acd2a98 (このIDを非表示/違反報告)
桃果銀魂LOVE(プロフ) - 更新頑張ってください!応援してます♪ (2015年1月24日 8時) (レス) id: 3c29a828b5 (このIDを非表示/違反報告)
ミシェル(プロフ) - 続きィィイイ〜!!見たい〜!!一国傾城篇とか!! (2015年1月2日 1時) (携帯から) (レス) id: eac2cfa6e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黄羅 | 作成日時:2013年7月30日 20時

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