【銀魂】 〜黄金の舞姫〜 第二章

第四十六訓 ページ19

銀時の記憶喪失のことを知ったAは、屯所へと帰った
見回りの報告をしに土方の部屋へ向かう

A「失礼します」

土方の返事を待たずに部屋の中へ入る

土「…なに勝手に入ってきてんの？」

A「細かいな」

Aは深いため息を吐き、報告する

A「特に異常はなし、平穏って素晴らしいと思いました」

土「…作文？」

そういえば、とAが土方に聞く

A「マムシの件、どうなっておる？」

土「山崎に調べてさせてる」

そんな話をしていると、廊下が騒がしかった

A「主等どうしたんじゃ？」

廊下を見てみると隊士達が騒いでいた

「局長が行方不明なんです！」
「姐さんの所にもいないみたいで…」

土「何！？急いで探せ！！」

土方が早急に指示を出す
Aは山崎に、近藤がいなくなったので撤退するようにと電話で伝える
その電話が終わったわずか２，３分後…
山崎から電話がかかってきた

A「どうしたんじゃ？」
＜もしもーし…バカ発見しましたー。すぐに連れて帰りますね＞
A「ちょ、は！？」

詳しいことを聞こうとするが、突如バキッという音がして通話が途切れた

ツー…ツー…
A「・・・」

Aは山崎の連絡して来た時間から、マムシの工場で近藤が発見されたと推測する
そして土方にも先程のことを伝える

A「――という連絡があったんじゃが…念のため山崎の居場所調べてくんなんし」

調べてみた結果、やはり工場にいるようだった

土「…なんであの人までいんだよ」

A「さぁ？わっちも謎じゃ」

土「お前ら！行くぞ！！！」


真選組はマムシの工場へと向かった

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