検索窓
今日:2 hit、昨日:12 hit、合計:54,788 hit

第四十四訓 ページ17

真選組の隊士達と交流し、銀時の後を追うA達
そして、煉獄関についた

A「…ボロい」
沖「そう言わないでくだせぇ」
土「お前らうるせーよ」

そんなやり取りをしながら前を歩くA、土方、沖田
煉獄関の中に入り通路を歩いていると、騒がしい声が聞こえて来た

「「「退治てくれよう、万事屋銀ちゃん参上!!」」」

A「銀時達か・・・」
土「頃合いを見計らって入るぞ」

その言葉に隊士達が頷く
だが万事屋達が暴れだし、天人が
「な、なんだコイツらは・・・」
と呟いた時、沖田は天人のもとへ駆けだしていた

土「おい!!総悟!!」

そして沖田は天人の首に後ろから刀をあてて静かに語りかける

沖「まだ理解できねーか?今時人斬りの為に弔い合戦だぜィ?
 得るもんなんざなんもねぇ、それはわかってんだよ
 だけどここで動かねーと…
 自分が自分じゃねくなるんでィ」

その様子を見ていたAは土方に指示を求める
A「土方…」
土「あぁ、行くぞ」
その言葉に隊士たちが静かに駆けだす

「俺らのバックに誰がいるのかしらねーのか
 こんな事してタダで済むと…」
天人が余裕そうに言うだが、更に余裕な沖田

沖「さァ?見当もつかねーや」
その言葉と共に、天人と付き人達が真選組によって囲まれる
A「主等のバックに誰がいるか、じゃと?」
土「僕たち真選組だよ〜」
沖「あらら、おっかない人たちがついてるんだねィ」

彼らの出現により、煉獄関内にいたたくさんの者達が逃げ出した
そして、この件は難なく終わりを迎えた


夕方
真選組の3人と万事屋の3人は合流していた

A「結局頭は逃してしまったな」
沖「悪い奴程よく眠るモンでィ」
銀「ついでにテメェも眠ってくれ
 人の事を利用してくれやがって」
沖「だから助けにきたんでさぁ ねぇ、土方さん」

土方は煙草を吹かしながら答える

土「助けにきた覚えはねぇよ
 だがもし今回の件で真選組に火の粉が降りかかったら全員切腹だからな」

「「「…え」」」

その言葉に全員が慌てだす
新「いや無理無理!」
沖「安心してくだせぇ、俺が介錯してやらァ」
神「返り討ちにすっぞコラァ」
A「じゃあわっちは銀時の介錯か」
銀「…マジで?」

土「言っとくがA、総悟、お前らもだから」
「「…まじでか」」

その後、銀時達に別れの言葉を告げ帰ろうと背を向けた
だが、ふと後ろをAがふり向いた時
鬼面の破片が空に飛び散っていた

Aは今度こそ背を向け、歩きだした

第四十五訓→←第四十三訓



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (110 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
151人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 真選組 , 攘夷
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

黄羅(プロフ) - ななさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けてうれしいです!そしてご指摘もありがとうございます。区切りの良い所まで行ったら設定を大幅に変えようか検討中です。その際にはお知らせ致しますので、これからも見て頂けたら幸いです! (2021年2月5日 5時) (レス) id: 3f33cf0222 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 楽しんでいつも見てます!高杉との絡みがあって嬉しいです! ただ月詠口調がやりすぎじゃないかなって気になりました。 (2021年2月5日 4時) (レス) id: becceb0046 (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ - 更新楽しみに待ってます! (2015年3月12日 14時) (レス) id: a76acd2a98 (このIDを非表示/違反報告)
桃果銀魂LOVE(プロフ) - 更新頑張ってください!応援してます♪ (2015年1月24日 8時) (レス) id: 3c29a828b5 (このIDを非表示/違反報告)
ミシェル(プロフ) - 続きィィイイ〜!!見たい〜!!一国傾城篇とか!! (2015年1月2日 1時) (携帯から) (レス) id: eac2cfa6e5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黄羅 | 作成日時:2013年7月30日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。