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にーちゃんの父ちゃんと電話で話した時も
すごく気さくでかっこいい大人の男の人だなーって、憧れたりして。
ゴタゴタするとかピリピリするなんてこと、思いもよらなかった。
――そんな簡単なことじゃないんでしょ――
さっきのにーちゃんの言葉。
聞き流すところだったよ、俺。
にーちゃんも、ｼｲちゃんみたいに辛い思いしたんだよね、きっと。
ｼｲちゃんの話を聞いてて、そのこと思い出して……苦しくなったとしたら……
雅「ちょっと……ごめん」
どうすればいいのかわからないけど
じっとしていられなくて
俺も立ち上がった。
にーちゃん……
どこに行ったんだろ……
外に出て行っちゃったかもしれない。
ああ、でも、ちょっと待てよ。
にーちゃんを追いかける前に、ｼｲちゃんに「離婚の話、これ以上しないで」って
頼んでおくべきなのかな……
でもそれを頼んだら、にーちゃん家の離婚のことまで説明することになるよね。
なんか……それは嫌だ。
やっぱりにーちゃんが先！
・
リビングから廊下につながるドアを開けたら
冷え切った空気が流れ込んできて背中がゾクゾクした。
床板は氷みたいに冷たくて、冷気が靴下を一気に通過してくる。
に「お、グッドタイミング」
雅「に……！？」
にーちゃんが、階段の横の物置から出てきた。
両手で持ってる四角い物は……カーボンヒーター？
に「ここ、ドア閉めてよ」
って、足で物置をツンツンしてる。
ヒーター取りに来たの？
確かに今日はエアコンだけじゃ寒いなって思ったけど……
ああ、そっか。
きっと、昔を思い出すような話は聞きたくないから
ヒーターを口実に席を外したんだね。
に「なんだよ、便所？」
雅「ううん違う……あ、ドア……ね」
リビングにはｼｲちゃんがいるから、今ここでにーちゃんに何か言うわけにもいかなくて。
冷凍庫みたいに冷えてる物置のドアを閉めて、にーちゃんを追いかけてリビングに戻った。
・
リビングに１人残されていたｼｲちゃんは、
ヒーターを抱えて入ってきたにーちゃんを見てクスクス笑い出した。
ｼｲ「和くんって……相変わらず優しさが悪質だね」
に「失礼だね。電源入れてやらねぇぞ」
ｼｲ「だって……中学の時まーくんと和くんの人気、すごかったから。
有名だったよ。相葉兄弟の悪質な優しさ」
雅・に「なにそれ！？」
俺も！？
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智翔(プロフ) - いえいえ。お役に立てて光栄です。 (2017年10月5日 20時) (
レス) id: 04844b966d (このIDを非表示/違反報告)
えんどまめ(プロフ) - 智翔さん» うわーーーーー教えて頂いてありがとうございます。同じ内容でしたーー。デザインいじった時に移動し間違えたみたいです!なんてこった。台無しですねーーあははははー。いや、ほんと、ありがとうございました。感謝です! (2017年10月5日 20時) (レス) id: 843d1c1e57 (このIDを非表示/違反報告)
智翔(プロフ) - 作品の感想じゃなくてすいません。私のアプリがバグっているのかもしれないのですが、97~99まてが全て同じ内容になっています。 (2017年10月5日 18時) (レス) id: 04844b966d (このIDを非表示/違反報告)
えんどまめ(プロフ) - ebi信号さん» のほほ〜ん とカピバラの顔になれるくらい、ぬるめのお湯になっております(笑)。ロマンティック、ドラマティックは控えめになっており、若干物足りないかもしれませんが、ユルユルと2人を覗き見しちゃって下さいませ。 (2015年7月2日 18時) (レス) id: 95dfb52dd6 (このIDを非表示/違反報告)
ebi信号(プロフ) - おおお！ムフーな路線と思いきや、ナンダこの家。身体の刺々溶けてくぞ、ゆるっと暖かい。長時間浸かれるお風呂かな？ずぅーっと漂って……あれ？なんか急に熱い気が、熱っ！なんか沸いて来た？どこどこー？！キャードキドキ(>_<) (2015年7月2日 7時) (レス) id: 76d9f58a12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えんどまめ
| 作成日時：2014年11月29日 12時
