＝なみだ・１１＝ ページ22
静かな店内に舌の絡まる音が響く＿＿＿。
宏太さんの指先、息遣い、声
一つ一つに、おれの身体は敏感に反応してしまう・・。
「慧くん＿＿＿＿。」
そっと耳元で囁かれるだけで
全身を撫でられている様な＿＿＿＿＿。
宏太さんの熱い吐息を
頬に感じてゾクゾクと太ももが湧きたつ様な＿＿＿＿。
おっきな手で・・ゴツゴツした指先で
首筋を撫でられ・・
何もかも、トロトロに蕩けてしまいそうな＿＿＿＿。
「ぅぅんっ・・ゃん・・・んっ・
こうた・さぁん・・もっと・・してぇ・・んっ＿＿。」
宏太さんの舌がおれの口内をなぞり
丁寧に唾液を絡め取る。
ゆっくりと唇を離して甘く囁く
「慧くん・・トロトロだね・・。」
そう言って、おれの腰を撫でた＿＿＿。
「んんっ・・こ・うたさん・・ね、
・・ねぇ・・ここで・・して？・・ね？」
おれは、宏太さんの首に腕を絡め
耳元で囁く。
「もう・・がまんできない・の・・
こうたぁさん・・おねが・い・・ね？」
宏太さんはおれの頬を撫でながら
「ふふ。・・慧くんのおねだり・・
聞いてあげたいんだけど・・
ここでしたら・・マスターに怒られちゃうよ・・。
ね、慧くん。ここでは、我慢して俺の家行こ？」
宏太さんに絡めている腕を
強く引いて、自分からキスをする。
「んっ・・ぅん・・んっ・・ふっ・・」
自分から、舌を絡ませ
強引に宏太さんの口内をなぞり
唇を離した。
「ふっ・・。
慧くんのキス・・腰にくるな・・。」
そう言いながら宏太さんは、
おれの腰を撫で瞳を見つめ
「ね・・慧。
ベッドでたくさん可愛がってあげるから・・
帰ろ＿＿＿？」
「んっ＿＿＿。」
おれは宏太さんの瞳に軽くキスを落として
小さく頷き、耳元で囁く
「じゃぁ・・宏太さん。
ベッドで、声が枯れるほど・・
はしたないコト・・して・・抱き締めて・ね？」
耳にキスを落とし
おれはぎゅーっと宏太さんを抱き締め・・
カーテンの隙間から見える
お月様と夜の空を
涙で輪郭がぼやけた瞳で
うっとりと見つめた＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。
＝おわり＝
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晴斗(プロフ) - あひるさん» 完結？おめでとうございます！ワクワクしててくださいね♪2月くらいに更新はじめるつもりなので (2017年1月18日 21時) (
レス) id: 343329ea21 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 晴斗さん» おお！！殺し屋と殺し屋なんだねぇ！！うふふ。楽しみにしてるよぅ！！ (2017年1月18日 14時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
晴斗(プロフ) - あひるさん» 一応は！最初からすこーし重ためな感じっすね！少しだけネタバレすると、殺し屋&殺し屋です (2017年1月17日 22時) (レス) id: 58073393e1 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 晴斗さん» ファイトだぁぁぁぁ！！おっ！！設定きまったんだ！！ウホッ！！楽しみにしてる！！・・ほんわか・・ではないと・・。 (2017年1月17日 19時) (レス) id: 1dbd284dec (このIDを非表示/違反報告)
晴斗(プロフ) - あひるさん» いえいえ！頑張ってくるわ〜！設定は決まった！ほんわかはしてない！ (2017年1月16日 23時) (レス) id: 58073393e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2017年1月8日 1時
