【鬼滅の刃】声がでないんです2

五十話 ページ10

ドゴォッ









・・・へ？

禰「フーーッフーーッ！」




ねっ禰豆子ちゃん・・・！？



堕「よくもやったわね！！アンタ・・・そうアンタ、アンタなのね！！」






堕「あの方が言ってたのはアンタなのね」


『(禰豆子ちゃん！一旦ひこう！)』



禰「ウーッ！」



おん無視かーい


堕「雑魚鬼が！！」





あぁ！足が切れてる！


このあとも、鬼の攻撃が続いて、禰豆子を真っぷたつに切った





禰豆子ちゃんを助けに行きたい、でも相手は遠距離攻撃だから炭治郎も危ない


・・・大丈夫、禰豆子ちゃんならあの鬼を引き付けてくれる



私は、炭治郎を起こすのに専念した


炭「・・・っ！！」

『(起きた！！)』




炭「（人１）・・・？っあ！禰豆子！！」






炭治郎につられて私は禰豆子ちゃんに目を向けた



角が生えてた
猿轡外れて、鬼化が進んでる！
再生能力も強くて、あの上弦をおしてた




でも、このままだと禰豆子ちゃんは人を食べてしまうかもしれない。


人を襲うギリギリで炭治郎が止めに入った



炭「禰豆子！駄目だ耐えろ！！」

禰「グアアアッ！」
炭「駄目だ辛抱するんだ禰豆子！」

禰「ガゥアアアアァ！！アアアアアア！！」






炭「ごめんな！戦わせてごめん！」

炭「痛かったろう、苦しいよな！ごめんな。でも大丈夫だ！！兄ちゃんが誰も傷つけさせないから！眠るんだ禰豆子！眠って回復するんだ！！」





私はどうすることもできない



今、あの中に入ったら間違いなく禰豆子ちゃんに裂かれるような気がして





何で恐がってるの？友達でしょ？


友達が困っていたなら、助けなきゃ



それでも、私は一歩前に進む事が出来なかった


私は、さっきの力がみなぎったことを忘れて、只立ち尽くした









堕「よくもまぁ、やってくれたわね。そう、血鬼術も使えるの。鬼だけ燃やす奇妙な血鬼術」

五十一話→←四十九話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す