Episode.1 出会い ページ3
＿zm side＿(微流,血表現あり)
クッソ、しくってもうた！
さっき、隣国のマフィアのアジトに潜入調査をしてたんやけど、バレてもうて、絶賛逃走中。
相手は拳銃を持っていて、たまに発砲してくるからめちゃくちゃメンドイ。
ま、全然当たらないんやけどな！
mb「貴様！逃げるな！どこの国の奴だ！」
mb「お前はそっちから回って追い込め！逃がすんじゃないぞ！」
zm「これでも一国の幹部やで、捕まるわけ無いんだよなあ！」
森の中で、木から木へと飛び移りながら逃げていると、開けた場所に出る。
そこには、一人の少女がうずくまっていた。
zm「何でこんなとこに居るんや！？はよう逃げろ！」
mb「こんな時によそ見なんて余裕だなｯ！」
混乱している間に、放たれた弾丸が左足を貫く。
撃たれた部分が焼けるように熱いが、そんなことよりも、無関係の少女に弾が当たらないように動かないといけない。
『さっきから五月蝿いですね...こんなところで何してるんですか？』
zm「ここは危ない！速く逃げるんや！」
『？...何が危ないんですか？』
mb「世間知らずのお嬢さん、危険がどんな物なのか教えてやるよｯ！」
後ろから出て来た敵兵に気付かず、少女がアイツらに捕まってしまった。
zm「なっ、その子は関係ない筈やろ！早よ離せ！」
mb「一般人には手を出せないだろう！膝をついて手を上げろ！そうすれば離してやる！」
もし、俺が捕まっても逃げられるけど、あの子は無理やろうし、俺が捕まればええやろ。
zm「分かった、降参や。その子を離してくれ！」
mb「今持っている物を全て出せ！」
俺の耳には、GPS付きのインカムが付いている。
これも渡すか迷っていると、インカムに気付かれる。
mb「ん？なんだこれ？若しかしてGPSとか付いてるんじゃないか？一応壊しとくか。」
ぐしゃりと潰され、小さく火花が散る。
mb「さあ、これで助けは来ないな！」
『あの...私、弱いと思われてます？なめてもらっちゃ困るんですけど。』
mb「ハハハ！お嬢さん、パンチの打ち方を知ってるか？...ｯｯｯ！？」
mb「お前！今、同胞に何をした！...ｯｯｯ！？」
は？どういうことや？
今、何が起こった？
まさか、この子がコイツらを吹っ飛ばしたんか？
ぐるぐると思考を巡らせていると、撃たれた部分の痛みが戻ってくる。
傷口を見ると、今まで意識を保っていたことが不思議なほどの出血量。
ヤバいと思ったときにはもう遅く、意識が途切れた。
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ゲッ２ - レーナ（アンテファン）さん» コメント有り難う御座います！これからも、受験勉強の合間に更新していくので、気長に待って下さると嬉しいです！これからも頑張ります！ (2020年11月16日 17時) (
レス) id: 3bfe8b19e3 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ（アンテファン） - えっマジで貴方様が仕上げた作品達神では？これからも更新待ってます！ (2020年11月12日 19時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゲッ２ | 作成日時：2020年10月24日 1時
