期待 ページ11
ロビーで待機している時に、ふとイカホを見ると通知が3件程来ていることに気が付いた。
「エナジードリンク最安値販売!」
「プロが教えるサーモンランの極意10選」
「ムツゴ楼にいましたか?」
上の二つはいつも通り、だが最後は見た事ない連絡だった。
差出人を見ると、「ω」の文字。
…だれ?()
しかし、言い当てているのは事実。
まあバトル行ってたけど…大丈夫だろ?(慢心)
「はいそうです」
単直に送り、マッチングが開始すると我先にとかけていった。
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次はスメーシーワールドへ移動。
しかし、何かの感覚から危険が伝わってきた。
どこからかは分からないが。
インク補給が出来ている事を確認しながら味方の面子を確認する。
裸になったボーイ。
ツッコむ大きなヘッドホンのガール。
「アホだー」と言ってるニット帽のガール。
あれ?どこかで…()
すると、ヘッドホンのガールが気づく。
「メガネくんじゃない!?」
気まずすぎやろ。
そう一言漏らすと同時に開始の合図が鳴り響いた。
彼らは慌てて武器を準備していたが、タイミングよくスタートを切れた自分は真っ先に。
「早すぎー!」
珍しくもないが素っ裸のゴーグルボーイがそう言った。
前もそうだった。
中央を陣取ると、スロープからホクサイが現れた。
「なんでここ入れ替わったんだー!?」
ああ、ツッコミのメガネボーイか。俺と入れ違いでも起こったかな?
『…さあ』
縦振りの狙いを定めた所だった。
「高速メガネ!」
振った時にはおらず、気づけば後ろに回り込まれていた。
なんだよその技。反則やろ。(適当)
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ジリ貧?と言われる負け筋でしっかりと負けました。
でも1200も塗れてれば十分です、自分に言い聞かせた。
しかし、塗っただけ。
俺がナワバリバトルを嫌いになったあの時が脳裏によぎった。
「君強かったよー!」
「良かった良かった!今日はありがとう!」
「楽しかったよ〜」^^
……んえ?
イメージが全く違くて、びびっていたその時。
「君は名前なんていうの?あ、俺はゴーグル!」
上裸ニキで思い出されるかもしれないと思い、咄嗟に出た名前は…__
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作者名:Wingdry | 作成日時:2024年1月9日 10時