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期待 ページ11

ロビーで待機している時に、ふとイカホを見ると通知が3件程来ていることに気が付いた。




「エナジードリンク最安値販売!」




「プロが教えるサーモンランの極意10選」




「ムツゴ楼にいましたか?」




上の二つはいつも通り、だが最後は見た事ない連絡だった。




差出人を見ると、「ω」の文字。




…だれ?()




しかし、言い当てているのは事実。




まあバトル行ってたけど…大丈夫だろ?(慢心)




「はいそうです」




単直に送り、マッチングが開始すると我先にとかけていった。




_________________________________




次はスメーシーワールドへ移動。




しかし、何かの感覚から危険が伝わってきた。




どこからかは分からないが。




インク補給が出来ている事を確認しながら味方の面子を確認する。




裸になったボーイ。




ツッコむ大きなヘッドホンのガール。




「アホだー」と言ってるニット帽のガール。




あれ?どこかで…()




すると、ヘッドホンのガールが気づく。




「メガネくんじゃない!?」




気まずすぎやろ。




そう一言漏らすと同時に開始の合図が鳴り響いた。




彼らは慌てて武器を準備していたが、タイミングよくスタートを切れた自分は真っ先に。




「早すぎー!」




珍しくもないが素っ裸のゴーグルボーイがそう言った。




前もそうだった。




中央を陣取ると、スロープからホクサイが現れた。




「なんでここ入れ替わったんだー!?」




ああ、ツッコミのメガネボーイか。俺と入れ違いでも起こったかな?




『…さあ』




縦振りの狙いを定めた所だった。




「高速メガネ!」




振った時にはおらず、気づけば後ろに回り込まれていた。




なんだよその技。反則やろ。(適当)




_______________________________




ジリ貧?と言われる負け筋でしっかりと負けました。




でも1200も塗れてれば十分です、自分に言い聞かせた。




しかし、塗っただけ。




俺がナワバリバトルを嫌いになったあの時が脳裏によぎった。




「君強かったよー!」




「良かった良かった!今日はありがとう!」




「楽しかったよ〜」^^




……んえ?




イメージが全く違くて、びびっていたその時。




「君は名前なんていうの?あ、俺はゴーグル!」




上裸ニキで思い出されるかもしれないと思い、咄嗟に出た名前は…__

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作者名:Wingdry | 作成日時:2024年1月9日 10時

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