終日(ストーリー関係なし) ページ44
「嫌悪する前にしてみろって事」
単直な物言い、気の籠った一言だった。
『少しな…』
今日のバトルとあのトラウマのバトルの差が、あまりにも大きすぎて、素直に「はい」と言えない。
「まあとりあえず宜しくな、買い物行ってくるから適当に寛いでろよ」
そう一言残して、出ていった。
時間は9時を上回っていた。
目に入ったドアを開けると、寝室だった。
ゲーム施設と冷蔵庫が端に並べてあった。
もう一つは浴槽、トイレだった。
キッチンから一つカップ麺を取り出し、お湯を沸かした。
遠慮しすぎもよく無いという思考が遠慮しなさすぎなんだよな。
椅子に座り、義足を取り外すと、擦れた傷が目立ち、血が少し出ていた。
けんけんで救急箱からテーピングを取り出し、軽く手当てをした。
傷には染みるが、安定をとるのが一番なので、義足を付け直した。
ほっかほかのカップうどん(赤いき⚪︎ね)は、夜に食べると体に染みる。(実体験)
6分程で食べ終わると、気付けば眠気が襲ってきていた。
そのまま机に突っ伏すように、ゆっくり意識が遠のいた。
_______________________________
気付けば部屋は暗く、暗視に近い状態で目が覚めた。
立ち上がると、毛布のようなものが掛けられていたことに気が付いた。
電気を付けると、時間は2時過ぎ。
帰宅した後寝ていた自分に掛けてくれたのだろうか。
寝室を開けると、マスクは家着で眠りについていた。
静かにドアを閉め、向かった先はシャワー。
最低限体を洗い、暖かい湯船に浸かる。
換気扇を止め、密室となった風呂場に溜まる湯気は、
最高の他なかった。
タオルと家着を勝手に借り、リビングで寛いでいたが、
人の家、金もなし、やる事がなかった。
結局眠りについた。
(スプラ関係ねぇ…)
許して…→←Episode5 人生の移り変わり(原作改変注意)
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ウィングドライ(プロフ) - 愛音@ゴーヘド愛は誰にも負けないさん» オリジナルストーリー褒めてくれるのは嬉しいですねぇ。コメントありがとうございます! (1月8日 19時) (レス) id: e7df631082 (このIDを非表示/違反報告)
愛音@ゴーヘド愛は誰にも負けない(プロフ) - この作品、面白いです。なんか救助の場面はハラハラしました…頑張ってください! (1月8日 13時) (レス) @page47 id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
ウィングドライ(プロフ) - ただの紺色さん» 改めてありがとうございました! (1月8日 9時) (レス) id: e7df631082 (このIDを非表示/違反報告)
ウィングドライ - ただの紺色さん» そう言ってくれると嬉しい限りです!頑張ります!(違う機種でId違うと思うのですいません!) (12月27日 21時) (レス) id: 8ee71409c0 (このIDを非表示/違反報告)
ただの紺色(プロフ) - この作品読んでて楽しい、、! 無理はしないでいいので次待ってます、、! (12月26日 19時) (レス) @page46 id: ec9847f949 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Wingdry | 作成日時:2023年5月6日 20時