孤独のバイト記録簿 (ページ43)

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Episode5 人生の移り変わり（原作改変注意）ページ43

まるで初心者のような格好でハイカラスクエアを散歩していた。

気付いたらなんか居候してた。

「あんま無理すんなよ…」

自分の目線の先には適当なお茶菓子を出してくれたマスクがいた。

何故こうなったかを説明しよう。

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クマサン商会に入り、声をかけた。

『誰かいる〜？』

当たり前と言えば当たり前だが、現在休止中の商会に反応がある訳無く、フェンスの上に埃が溜まっていた程だった。

バトルした時の彼らに頼めば良かったのだろうが、やはりバトル勢イカタコは好きになれない。

自分勝手なのは分かってはいるんだ。

しかしもうそれは後の祭り。

暗くなるまでハイカラスクエアを歩くが、やる事が見つからず諦めてしまった時だった。

道端に座り込む自分に、

「…クレイか？」

突如話しかけてきた。

『…おう、久しぶり』

普段とは違う返答の仕方や、意味不すぎる服装からか真相は不明だが、

「なんか…大丈夫か？」

察してくれたのである。

適度な理由を彼に伝え、しばらくの間居候を許してくれた。

原作こんなやつだっけ…(メタ)()

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場所・立地はハイカラシティよりのマンション3階。

目測で1LDKほどだと感じ取れた。

「…なあお前さ」

軽いおもてなしの準備が終わったマスクが、座りながら話しかけた。

『うん…何？』

「スカルから聞いたんだケド、お前攫われたのか？」

『情報源は？』

「お前に似たやつと戦ったって聞いたんだよ〜」

あまりにもなんと言って良いか分からず、

『うるセぇ〜知らね〜』

と吐き捨て返答をした。

「分かったよ…ったく」

流石に言い過ぎやなって今更ながら思った。

「まあ…ここに居るのは許すケド、一つ条件を科すからな。」

『おう…』

「俺の言うタイミングでバトル付き合えよ」

『…？？？』